RED CROSS|HOPE|2018|スペイン
病院がなければ、希望もない / 国際赤十字委員会「HOPE」
2分弱の映像で、心臓を鷲掴みにされたクマ。父親が泣き叫ぶ娘を車に乗せて病院に急ぐ、着いたら病院は爆撃されていた——ただそれだけの話なのに、クマは息ができなくなったクマ。
▎背景・課題
紛争地域では毎日、病院と医療従事者が攻撃を受けており、被害者は医療従事者だけでなく、医者や医療施設を奪われた民間人全体に及ぶクマ。「病院がなければ、希望もない」というメッセージと共に、医療従事者を救うよう訴え、#NotATarget というタグで展開されたクマ。国際赤十字委員会がこの問題を可視化するために立ち上げたグローバルキャンペーンクマ。
▎ねらい・インサイト
チャリティ案件で予算は非常に低く、制作チームのほぼ全員がボランティアとして参加したクマ。即座に引き込まれるストーリーが腹にパンチを食らわせるエンディングに向かうと思わせて、足元から絨毯を引き剥がすという構造。言葉で理解させるのではなく、内臓レベルで理解させる設計クマ。
▎アイデア
マドリードの Blur Films が制作し、James Rouse が監督、脚本でゴールドライオンも獲得したクマ。ベイルートでの撮影中、少女も父親も監督も代理店も全員が泣いた。本当に起こりうる話を撮影する現場にいることで、医療を必要としながら受けられない恐怖の極限を全員が実感したとプロデューサーは語ってるクマ。
▎展開・成果
2018年カンヌライオンズで Film Craft 部門の Grand Prix を獲得クマ。Blur Films はこれでスペイン初の Film Craft Grand Prix 受賞制作会社になったクマ。受賞によってこの重要なメッセージがより多くの人々に届き、世界中に広がることが何よりも嬉しいと制作陣は語ったクマ。
▎余韻
「派手で高額な作品ではないのに Film Craft 部門で Grand Prix を取ったのは refreshing な選択だ」と The Drum が評したけど、クマはそうは思わないクマ。クラフトって、金額じゃないクマ。限られたリソースの中で最大限の表現を引き出すこと、それこそがクラフトの本質クマ。全員が無償で参加して、でもこの強度。広告という仕事がどれだけ尊いか、思い出させてくれる一本クマ。
▎クレジット
▎タグ
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