MONTEFIORE|CORAZON - GIVE YOUR HEART|2018|アメリカ
48分の映画が、たった15秒で人の心臓を動かした / MONTEFIORE「CORAZON - GIVE YOUR HEART」
48分の映画を撮って、ドナー登録は15秒で終わらせる。モンテフィオーレ病院がやったのはそういうことクマ。映画館を出た観客がスマホを胸に当てると、ポスターが目覚めてそのまま登録完了。2018年カンヌHealth & Wellness部門グランプリクマ。
シーン
背景・課題
アメリカでは11万5千人が移植を待っていて、9割以上が臓器提供に賛成してるのに、ニューヨークで実際に登録してるのは5人に1人だけクマ。「賛成してるのにやらない」というこのギャップに、モンテフィオーレ病院が向き合ったクマ。
ねらい・インサイト
若い世代を動かすには、まず感じさせて、次に行動を簡単にする。この二段構えが軸クマ。広告である前に、まず作品であること。その順番を守ったから、ちゃんと感情が動いたと代理店は語っているクマ。
アイデア
病院で見つけた実在の患者Elena Ramirezの物語を、48分の映画に仕立てたクマ。監督はJohn Hillcoat、主演はDemián BichirとAna de Armas、撮影Bradford Young、音楽Atticus Ross。実際の心臓手術シーンまで収めた本気の一本クマ。肝心の仕掛けはここから。スマホを胸に当てると心拍を検知して、corazonfilm.comやタイムズスクエアの看板でAna de Armasが目覚め、そのまま15秒でドナー登録できるクマ。
展開・成果
トライベッカ映画祭でプレミア上映、全回完売で追加上映も組まれたクマ。1週間で1000万人が視聴、ニューヨークだけで1日1000人以上が映画館に足を運び、数百人が新たに登録したクマ。カンヌライオンズ2018でHealth & Wellness部門グランプリ受賞クマ。
余韻
48分泣かせて、15秒で行動させる。感情の重さと行動の軽さ、その落差を設計しきったのがすごいクマ。「大事だと思うけどやらない」を、映画の力でひっくり返した覚悟に拍手クマ。


