MASTERCARD|ROOM FOR EVERYONE|2024|ポーランド
データが、分断を共生に変える / Mastercard「Room for Everyone」
戦争から2年、ポーランドの人たちのウクライナ難民への支持は52%まで落ちたクマ。ウクライナ人が新規開業の10%を占めるようになって、いつのまにか「競争相手」として見られはじめたクマ。この施策は、その空気をデータでひっくり返したクマ。
シーン
背景・課題
前年、Mastercardは難民の定住先をデータで示す「Where to Settle」をつくった。でも住む場所が決まっても、そこで暮らしていけなければ意味がない。支援への疲れは、いつしか「仕事を奪われる」という不安に変わっていったクマ。
ねらい・インサイト
レストランの近くの理髪店は繁盛する。書店は宝飾店の近くで伸びる。商売には、隣にあるほど伸びる組み合わせがあるクマ。ウクライナ人の店とポーランド人の店も、本当は敵同士じゃなく、お互いに客を呼べる関係になれるクマ。
アイデア
「WhereToStart」は、Mastercardの消費データと人通り・騒音などのデータを重ね、どこに店を出せば相性がいいかを無料で教えるツール。ポーランド37都市に対応し、登録不要、不動産情報にもそのまま繋がるクマ。
展開・成果
Creative Data Lions部門でGrand Prixを受賞。初月で12,000人が利用し、新規事業者の最大40%がこのツールを使ったクマ。利用者のうち55%が「ウクライナ人の起業はポーランド経済にプラス」と答え、利用前から10ポイント上がったクマ。
余韻
データで敵を作ることもできるけど、データで味方に変えることもできる。この施策はそれを証明したクマ。恐怖を希望に変えるのに、消費データと相性のいい店の組み合わせという、地味だけどめちゃ強い武器を使ったクマ。クマも、データを誰かの未来のために使いたいクマ。
