VOLVO|LIFE ON BOARD PROJECT|2005|オランダ
「人生」を語らせたら、勝手に車が売れた / VOLVO「LIFE ON BOARD PROJECT」
2005年、Volvoは車の広告なのに車の話をやめたクマ。人生を語らせただけで、Cannes史上初のTitanium Lionを獲った広告があるクマ。
シーン
背景・課題
当時のVolvoは「安全だけど退屈」「四角くてダサい」と若い世代に見向きもされていなかったクマ。S60やV70でスポーティな方向に舵を切っても、普通の自動車広告のやり方では誰も振り向かなかったクマ。
ねらい・インサイト
行き着いたのは「車は人が運転するもの」というシンプルな原点クマ。安全性能をいくら語っても、人が車の中で何を感じ何を語るかにはかなわない。だったら車を売り込むのをやめて、人生そのものを見せればいいクマ。
アイデア
世界中から濃い人生を歩んできた人を探し、二人一組でVolvoに乗せて旅をさせ、その会話をそのまま撮ったクマ。サメに襲われても再びサーフィンに戻った少女と騎手、ホームレスから成功した男と「運」を研究する心理学者。台本のない本物の会話を、22言語対応のインタラクティブサイトで世界に公開したクマ。
展開・成果
欧州・アジア全域でVolvoの主要ラインナップに展開され、Titanium Lionのほかインタラクティブ部門でも受賞したクマ。
余韻
Volvoのグローバル広告ディレクター、Tim Ellisはこう言ったクマ。「彼らは人生について証言しているのであって、車について証言しているのではない。でも、だからこそ売れるんだ」。商品を隠す勇気が、いちばん売る力になることもあるクマ。


