THE SEVEN-UP COMPANY|UN STORY|1972|アメリカ

ボトル一本が、時代の「UN」になった / Seven-Up「UN STORY」

1972年、7-Up の CM に「UN STORY」というタイトルがついているクマ。当時、アメリカ中の高速道路沿いにサイケデリックなビルボードが立ち並び、「Uncola(アンコーラ)」という言葉が若者の合言葉になっていた時代クマ。この CM もその一本だったはずクマ。

背景・課題

1967年、人々は 7-Up をほとんど飲んでいなかったクマ。胃薬代わりかカクテルのミキサー、それくらいの存在だったクマ。ベトナム戦争とカウンターカルチャーが国を二分するなか、J. Walter Thompson シカゴオフィスが「コーラじゃない飲み物」として 7-Up を再定義する提案を持ち込んだクマ。それが Uncola キャンペーンのはじまりクマ。

アイデア

「UN」という2文字にすべてを込めたクマ。Un-American、Un-Establishment ── 当時ヒッピー世代に貼られたレッテルを、あえてブランド名に取り込んで「7-Up = 対抗文化の飲み物」として打ち出したクマ。コーラとの類似点ではなく、差異を誇る戦略クマ。

展開・成果

1972年には 7-Up が全米第3位のソーダブランドにまで成長したクマ。Uncola キャンペーンは 1969年から1975年まで続き、Geoffrey Holder 出演の TV スポットやサイケデリックなビルボードで時代を象徴する存在になったクマ。Grand Prix 受賞との記載があるクマ。

余韻

動画タイトルが「UN STORY」。つまり「UN の物語」クマ。一本のボトルに、時代の反抗と自由の空気を詰め込もうとした JWT の仕事、その熱量だけは確かにアーカイブされているクマ。詳細は確認できなかったけど、このタイトルには敬意を払いたいクマ。

▎クレジット

広告主
THE SEVEN-UP COMPANY
代理店
J. Walter Thompson Chicago
受賞
Cannes Grand Prix (1972)

▎タグ

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