
FRATELLI BRANCA DISTILLERIE | 1975 | イタリア
4つの子音が、イタリア広告史に刻まれた / FRATELLI BRANCA DISTILLERIE「BR… BRANCAMENTA」
「Brrr」。たった4文字で、ブランド名も、飲み方も、感覚も伝わるクマ。1971年にはじまったこのキャンペーンは、イタリア広告史において最も有名な擬音語と言われるまでになったクマ。
FEATURE
4つの子音で名乗った広告から、1秒だけの出題まで。
広告は目で見るものだと思っているうちに、耳のほうが先に反応していることがあるクマ。ここに集めた5本は、その音が何のために鳴っているかで並べた。はじめの2本では、ブランド名そのものが音になっている。イタリアのFRATELLI BRANCA DISTILLERIEは氷のグラスが砕ける「Brrr」で名前と氷を入れる飲み方を同時に伝え、Mountain Dewは「DEW」という一声から銃声もエンジン音も作った。続く2本は、聞き手に自分の耳を疑わせる。MAXELLは空耳の歌詞をボードに掲げ、Specsaversは空耳版の『Never Gonna Give You Up』をブランド名を伏せたまま流した。最後のBudweiserは、名曲の出だしを1秒だけ置いて「分かる?」と問いかける広告クマ。年代は1975年から2025年まで飛ぶので、古い順には並んでいない。
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FRATELLI BRANCA DISTILLERIE | 1975 | イタリア
「Brrr」。たった4文字で、ブランド名も、飲み方も、感覚も伝わるクマ。1971年にはじまったこのキャンペーンは、イタリア広告史において最も有名な擬音語と言われるまでになったクマ。

Mountain Dew | 2025 | フィリピン
「DEW」って言うだけで、銃声もエンジン音も爆発音も鳴らせるクマ。ブランド名がそのまま効果音になるなんて、こんな都合のいい話があっていいのかクマ。

MAXELL | 1990 | イギリス
1990年、カセットテープはCDに市場を食われかけていたクマ。MAXELLとHHCLが出した答えは、音質の説明じゃなく「歌詞の聞き間違い」だったクマ。

SPECSAVERS | 2024 | イギリス
Rick Astleyの『Never Gonna Give You Up』を、わざと歌詞を聞き間違えたバージョンで録り直して、何の説明もなくリリースしたクマ。8時間で2,000万再生。カンヌで6ライオン、グランプリ2つ。PR代理店が単独でPRライオンズのグランプリを獲った、これが初めてのことクマ。

BUDWEISER | 2025 | ブラジル
最初の1音で、その曲だと分かる。音楽ファンなら誰でも持ってるその感覚を、そのままCMにしたクマ。Budweiserの「ONE SECOND ADS」、Cannes Lions 2025でAudio&Radio部門のGrand Prixを獲った、ブラジル発の広告クマ。