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食べ方は、広告が決めてきた

味の説明をやめた広告は、飲み方や食べ方の話をはじめる

氷が砕ける音、ストローで吸い上げる最後の一滴、30秒で食べきる挑戦、粉で汚れた指、一本3.5メートルの麺。古い順に読むと、商品の味の説明を脇に置いて、口に運ぶまでの手つきを前に出した広告が5本並ぶクマ。1975年のイタリアから2025年のインドネシアまで、商品も国もばらばらだけれど、どれも「こう飲む」「こう食べる」をまず見せている。売上が戻ったり、TikTokで動画が6万本つくられたりといった成果も、その手つきのまわりで起きたことクマ。並び順は発表年の古い順で、それ以上の理屈は置いていない。

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最後の一滴まで、ボトルの中まで / Pepsi-Cola「INNER-TUBE」

PEPSI-COLA | 1995 | アメリカ

最後の一滴まで、ボトルの中まで / Pepsi-Cola「INNER-TUBE」

ビーチで浮き輪をつけた少年が、ストローでペプシを飲んでいる。最後の一滴まで吸い取ろうとして、吸って、吸って、吸いまくった結果——少年ごとボトルの中に入っちゃうクマ。妹が「ママ、お兄ちゃんまたやっちゃった」と一言。1995年、スーパーボウルで流れたこの60秒は、見た瞬間に「え?」ってなって、次の瞬間には笑ってるクマ。

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