FEATURE

つくったのは広告、残ったのは仕組み

タクシー運転手の大学から、杖で読む歩道まで

広告は、どこかにあるものを指し示す仕事だ。ところが指し示す先がないとき、会社が自分でそれをつくってしまうことがある。コロンビアのシボレーはタクシー運転手が通える無料の大学を職業訓練機関SENAと一緒に立ち上げ、同じ国のTIGO-UNEは街角の公衆電話を貯金の窓口にしたクマ。Boost Mobileは携帯ショップを投票日の公式投票所にして、Telenorは3日かかっていた出生登録を10分で終わるアプリに置き換えた。 残ったものの寿命も長い。Whirlpoolが学校に置いた洗濯機は17校から154校へ広がり、SOL CEMENTが敷いた歩道タイルはデザインも特許も無料で公開されている。 並べ方は年代順にした。2011年のタクシー運転手の大学から、2024年リマの歩道まで、13年ぶんが並ぶクマ。

6 articles

6000万人を「見える」存在にした、たった10分のアプリ / TELENOR「NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS」

TELENOR | 2020 | パキスタン

6000万人を「見える」存在にした、たった10分のアプリ / TELENOR「NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS」

パキスタンには、出生証明書を持たない子どもが6000万人いたクマ。医療も教育も受けられない、いわば国に存在を認められていない子どもたちクマ。それを変えたのは、たった10分で終わるアプリだった。2021年カンヌライオンズで2部門Grand Prix、パキスタン初の快挙クマ。

ほかの特集