
CHEVROLET | 2011 | コロンビア
タクシー運転手が通える、本物の大学 / Chevrolet「Taxi Drivers' University」
広告が、広告じゃなくなる瞬間ってあるクマ。このキャンペーンがまさにそれ。コロンビアのシボレーが、タクシー運転手のために本物の大学をつくったクマ。
FEATURE
タクシー運転手の大学から、杖で読む歩道まで
広告は、どこかにあるものを指し示す仕事だ。ところが指し示す先がないとき、会社が自分でそれをつくってしまうことがある。コロンビアのシボレーはタクシー運転手が通える無料の大学を職業訓練機関SENAと一緒に立ち上げ、同じ国のTIGO-UNEは街角の公衆電話を貯金の窓口にしたクマ。Boost Mobileは携帯ショップを投票日の公式投票所にして、Telenorは3日かかっていた出生登録を10分で終わるアプリに置き換えた。 残ったものの寿命も長い。Whirlpoolが学校に置いた洗濯機は17校から154校へ広がり、SOL CEMENTが敷いた歩道タイルはデザインも特許も無料で公開されている。 並べ方は年代順にした。2011年のタクシー運転手の大学から、2024年リマの歩道まで、13年ぶんが並ぶクマ。
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CHEVROLET | 2011 | コロンビア
広告が、広告じゃなくなる瞬間ってあるクマ。このキャンペーンがまさにそれ。コロンビアのシボレーが、タクシー運転手のために本物の大学をつくったクマ。

WHIRLPOOL | 2017 | アメリカ
アメリカでは5人に1人の子どもが、清潔な服にアクセスできない。それだけで学校を休みがちになり、ドロップアウトのリスクは7倍になるクマ。Whirlpoolがやったのは、学校に洗濯機を置くこと。それだけクマ。

TIGO-UNE | 2017 | コロンビア
コロンビアには銀行口座を持てない人が800万人いる。日給3.5ドルの暮らしで、硬貨は家に隠すしかない。その国で、TIGO-UNEは公衆電話をそのまま銀行にしてしまったクマ。Product Design部門のGrand Prix、伊達じゃないクマ。

BOOST MOBILE | 2017 | アメリカ
2016年のアメリカ大統領選、Boost Mobileのケータイ屋が投票所になったクマ。しかも民間企業の店舗が公式投票所になるのは史上初。Cannesで複数のGrand Prixを獲った、笑えないくらい本気の施策クマ。

TELENOR | 2020 | パキスタン
パキスタンには、出生証明書を持たない子どもが6000万人いたクマ。医療も教育も受けられない、いわば国に存在を認められていない子どもたちクマ。それを変えたのは、たった10分で終わるアプリだった。2021年カンヌライオンズで2部門Grand Prix、パキスタン初の快挙クマ。

SOL CEMENT | 2024 | ペルー
セメント会社が、セメントでできることを考えた結果がこれクマ。杖で地面を叩くと、タイルに刻まれた線の数で「ここは銀行」「ここは薬局」って分かる。2本は銀行、3本は食料品店、4本は薬局。ペルー・リマの街に敷き詰められて、視覚障害者が一人で歩けるようになったクマ。