大日本除虫菊|ゴキブリと少年 その1/その2/その3|2021|日本

友達の見分け方を、父が息子に教える話 / 大日本除虫菊「ゴキブリと少年」

息子が「友達」だと思っているゴキブリの名前は、チャーリー。父親はある日、大量のゴキブリの中から「どれがチャーリーかわかるか」と息子に問う。答えは、わからない、クマ。

シーン

友達の見分け方を、父が息子に教える話 / 大日本除虫菊「ゴキブリと少年」 メインシーン
友達の見分け方を、父が息子に教える話 / 大日本除虫菊「ゴキブリと少年」 シーン 2
友達の見分け方を、父が息子に教える話 / 大日本除虫菊「ゴキブリと少年」 シーン 3
友達の見分け方を、父が息子に教える話 / 大日本除虫菊「ゴキブリと少年」 シーン 4

背景・課題

金鳥のラジオCMは電通関西支社の制作チームが長年手がけ、独特の一人芝居・ドラマ仕立ての表現で知られる。

ねらい・インサイト

ゴキブリに名前をつけて「友達」だと思い込む少年の幻想は、見分けがつかないという一点であっさり崩れるクマ。その崩れ方を、父親から息子への通過儀礼として描いたのがこの企画クマ。情が移る対象ではなく「ただのゴキブリ」だと気づかせる構造が、商品の存在意義そのものになっているクマ。

アイデア

「その1」「その2」「その3」の三部構成。息子エリオットとゴキブリのチャーリーの友情から始まり、「その3」では父親が大量のゴキブリを空間に放ち、「どのゴキブリがチャーリーかわかるか」と問う。父: エリオット。よく見ておくんだ。 ゴキブリムエンダーを、空中にという場面から始まり、子: わからない…全然…どれも…一緒だ…。 父: そうだろう。 子: 友達なんかじゃない、ただの、ゴキブリだ!という結末で、少年は商品の必要性を悟る。最後は父: わかってくれたか。 子: パパ。 母: 立派よ、エリオット。 子: ママ。 父: …大人になったな。と締められる。

展開・成果

2021年制作、電通関西支社とヒッツコーポレーションによる作品。ACC CMフェスティバル第61回ラジオCMシリーズ部門でACCゴールドを受賞した。

余韻

ゴキブリを駆除する商品のCMなのに、描いているのは「大切なものを手放す」という普遍的な成長の物語クマ。笑っていいのか切なくなっていいのか迷っているうちに、ちゃんと商品名まで覚えさせられてるクマ。金鳥のラジオCM、毎年ずるいクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
大日本除虫菊
代理店
電通関西支社
制作
ヒッツコーポレーション
CD
古川雅之
CW
直川隆久
監督
直川隆久
受賞
ACC Gold (2021)

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