JOE BOXER|INACTIVITY TRACKER|2015|アメリカ
「何もしない」を可視化したら、PJ売上は伸びた / JOE BOXER「INACTIVITY TRACKER」
世界初、「動かないこと」を記録するトラッカーが誕生したクマ。フィットビットが腕を埋め尽くしていた時代に、Kmartのパジャマブランドが真逆を突いたクマ。
シーン
背景・課題
フィットネストラッカーが爆発的に普及し、運動量を記録することが当たり前になっていた時代。パジャマブランドのジョーボクサーは、この流れに逆らう道を選んだ。
ねらい・インサイト
活動量計が溢れる中で、人々は運動を記録することに少し疲れていた。パジャマブランドだからこそ、堂々と「サボる」を肯定できる立場にあったクマ。怠惰を恥じるのではなく、むしろ讃える発想に転換したクマ。
アイデア
世界初のInactivity Trackerを開発し、動かないことや意欲の無さを記録して、何もしないことに報酬を与える仕組みを作ったクマ。アプリからそのままパジャマを買い足せる機能もつけ、くつろぎ続けられるようにしたクマ。さらに実況付きで「何もしない」を競う一時間のイベント「Lounger Games」も開催したクマ。
展開・成果
発売後数日でブランド認知が急上昇し、トラッカーは完売。店頭でのパジャマ売上とオンライン売上も伸びた。2015年カンヌライオンズでGoldを含む複数部門を受賞した。
余韻
「怠惰」をコンテンツにするブランドはたくさんあるけど、ちゃんとデバイスまで作って、それで売上が伸びるって聞くと笑っちゃうクマ。何もしないことを頑張って記録する、っていう矛盾がそのまま広告の強度になってるクマ。クマも今日は何もしないバッジ狙いたいクマ。

