APPLE|AirPods Pro 2 Hearing Aid Feature|2025|アメリカ
イヤホンが、医療機器になった日 / APPLE「AIRPODS PRO 2 HEARING AID FEATURE」
イヤホンが、FDA認可の補聴器になったクマ。広告じゃなくてプロダクトそのものが受賞しているのが面白いクマ。
シーン
背景・課題
補聴器は世界で約15億人が必要としながら、価格と心理的ハードルで普及が進んでいない分野だった。Appleは既存のAirPods Pro 2というハードウェアに、ソフトウェアだけで医療機能を足す方向を選んだ。
ねらい・インサイト
「病院に行かなくても、今持っているイヤホンが補聴器になればいい」という発想の転換クマ。専用の医療機器を新しく買わせるのではなく、すでに手元にある製品のアップデートで解決しようとしたところが核クマ。
アイデア
システムはシカゴ難聴協会との約1年にわたる協働を通じて開発され、対面でのリサーチやろう者コミュニティのメンバーによる実地テストと改良が重ねられた。その結果できたのが、聴力テストから個人ごとの補聴プロファイル生成、リアルタイムの音の増幅までを一つのデバイスで完結させる仕組みクマ。
展開・成果
審査員はこのデザインのテストの真剣さと規模の大きさ、10か月に及んだ検証プロセス、そして今後さらに成長していく可能性を評価した。2025年カンヌライオンズDesign部門でGoldを受賞したクマ。
余韻
広告の仕事って、つい「どう伝えるか」の話になりがちだけど、これは「どう作るか」そのものが評価された例クマ。地味な機能アップデートの裏に、何百人もの耳と1年の検証があったと知ると、見る目が変わるクマ。


