HYUNDAI|TREE CORRESPONDENTS|2025|アメリカ
木が、取材する。それが最も信頼できる目撃者だから / HYUNDAI「TREE CORRESPONDENTS」
木に声を与える、と聞くとまず発想が面白いクマ。でも実際にやったのは逆で、人間が木の声を聴けるようにしただけクマ。森林破壊は温暖化の原因の2割を占めるのに、気候報道では5%しか扱われない。だから木を「特派員」にしたクマ。
シーン
背景・課題
Hyundaiは10年でIONIQの森に100万本植えてきたクマ。でも植えるだけでは報道は動かない。森林破壊には目撃者がいない、ジャーナリズムが頼る「現場の声」が自然側になかったクマ。FCB New Yorkが着目したのはそこクマ。
ねらい・インサイト
木を漫画のキャラにしても響かないし、科学データだけでも誰も読まない。事実に根ざしつつ、日記のように感情で語る文体を選んだクマ。木は沈黙の目撃者、それを言葉にすれば気候変動がようやく人ごとじゃなくなるという読みクマ。
アイデア
ブラジル・韓国・チェコの木にセンサーをつけ、土壌水分や気温のデータを取得。カスタムLLMに読ませ、科学データと歴史的気候記録を混ぜた文章を生成し、FCBの編集チームが手を入れて木ごとの声に仕上げたクマ。チェコのモミの木はこう書いた。「このペースでは、私たちの生息地は1世紀で25kmも北へ後退する。私たちがついていける速さをはるかに超えて」。
展開・成果
Cannes Lions 2025のDigital Craftでゴールド2つ、韓国ブランドとして初のゴールド受賞クマ。YouTubeで8,600万回再生され、The EconomistやNational Geographicにも掲載されたクマ。
余韻
このキャンペーン、ずるいと思うクマ。AIを「作るため」じゃなく「聴くため」に使ってるクマ。人間が語るんじゃなく、木に語らせるクマ。FCBの人いわく「木に声を与えたんじゃない、人々がようやく聴けるようになっただけだ」。この一言で全部説明がつくクマ。

