HYUNDAI|TREE CORRESPONDENTS|2025|アメリカ
木が、取材する。それが最も信頼できる目撃者だから / HYUNDAI「TREE CORRESPONDENTS」
木に声を与える。そんなこと、どうやって? ってまず思うクマ。でもこのキャンペーンは「木に声を与えた」んじゃなくて、「人間がようやく木の声を聴けるようになった」仕組みをつくったクマ。森林破壊は地球温暖化の20%を占めるのに、気候変動報道ではたった5%しか言及されない。報道されなければ、解決もされない。だから木そのものを「特派員」にしたクマ。
▎背景・課題
HyundaiのIONIQ Forestプログラムは10年間で100万本の木を13の国と地域に植えてきたクマ。でも森林破壊について報じる気候報道はわずか5%。木を植えるだけじゃ足りない、森林破壊を報道の中心に置かなければ本当の影響は生まれないという課題にFCB New Yorkは気づいたクマ。ジャーナリズムは信頼性で成り立っていて、危機が起きたとき記者は現場に向かうクマ。でも森林破壊には目撃者がいない、信頼できる声が自然の側にない。だから木そのものを特派員にしたクマ。
▎ねらい・インサイト
「木が自分で語れたら?」という問いからすべてが始まったクマ。最大の課題は科学的正確性と感情的なストーリーテリングのバランスだったクマ。木を漫画のナレーターにはしたくないし、純粋な客観性では誰の心も動かせない。事実に根ざしながら感情で形づくられた日記のような文体に落とし込んだクマ。木は沈黙の目撃者で、その物語が語られれば気候変動を人間的で緊急なものに感じさせられるという確信があったクマ。
▎アイデア
ブラジル、韓国、チェコのIONIQ Forestの木にリアルタイムセンサーを設置して、土壌水分・降水量・気温などのデータを収集クマ。それをUncharted Limboと共同開発したカスタムLLMに流し込んで、リアルタイム情報・科学的知見・歴史的気候データを組み合わせたクマ。FCB New Yorkのライター・編集チームが生態学的シグナル、科学論文、歴史データをもとに感情的に響く物語を共同執筆して、木それぞれに固有の声を与えたクマ。人間が編集者として介在し、トーンを整える設計クマ。たとえばチェコのモミの木はこう書いたクマ:「このペースでは、私たちの生息地は1世紀あたり25kmも北と上へ後退する――私たちがついていける速度をはるかに超えて」。
▎展開・成果
Cannes Lions 2025でDigital Craftカテゴリーにおいてゴールドライオン2つ、シルバーライオン1つを獲得し、韓国の自動車ブランドとして初のゴールドライオン受賞となったクマ。YouTubeで8,600万回再生を記録し、London International Awardsではグランド LIA 1つ、ゴールド2つ、ブロンズ1つを獲得クマ。The EconomistやNational Geographicに広告掲載、チェコ・韓国・ブラジルの主要紙にも木が「執筆」したオピニオン記事が掲載されたクマ。キャンペーンは2025年3月21日の国際森林デーから始動して、8,000人以上のジャーナリスト、500のグローバルメディアにコンテンツを公開したクマ。
▎余韻
正直、このキャンペーンはずるいクマ。だってAIを「作品をつくるため」じゃなく「聴くため」に使ってるクマ。人間が語るんじゃなく、木に語らせるクマ。しかもそれがちゃんとジャーナリズムの文法で、信頼できる一次情報源として機能してるクマ。「木に声を与えたんじゃない。人々がようやく木の声を聴けるようにしたんだ」ってFCBのプロデューサーが言ってるけど、この一言に全部入ってるクマ。広告が「発信」だけじゃなく「傾聴のインフラ」になる時代がもう来てるクマ。しびれるクマ〜!
▎クレジット
▎タグ
▎広告くんが選ぶ関連3本
同じ匂いがするクマ〜
