BURGER KING|XBOX KING GAMES|2007|アメリカ
広告代理店が「商品」をつくった日 / BURGER KING「XBOX KING GAMES」
バーガーキングの代理店が、Xboxのゲームを3本作った。しかもバリューミールのおまけとして3.99ドルで売った。しかも320万本売れた。しかも会社の四半期利益が40%増えた。広告代理店が、広告じゃなくて商品を作って、会社を儲けさせた話クマ。
シーン
背景・課題
きっかけはカンヌの控室クマ。MicrosoftとBurger Kingの幹部が「I Love Bees」と「Subservient Chicken」の受賞で顔を合わせ、その場で「Burger Kingのゲームを作ろう」という話になったクマ。当時CP+Bは不気味なキングのキャラクターで会社のイメージを作り変えていた最中で、あえてゲームという商業的な企画に踏み込んだクマ。
ねらい・インサイト
審査員のChuck McBrideは「広告のキャラクターを本物のキャラクターにして、それをゲームにして、ゲームを商売にした」とこの企画を羨んだクマ。広告を作って終わりじゃなく、広告が新しい収益そのものになる。代理店の仕事の輪郭が変わった瞬間だったクマ。
アイデア
「King Games」と名付けられたSneak King、PocketBike Racer、Big Bumpin'の3本。開発は7ヶ月、通常50〜60ドルするXboxソフトを、バリューミール購入者向けに3.99ドルで売ったクマ。Sneak Kingは、キングを操作してこっそりハンバーガーを配って回るステルスゲーム。不気味で、笑えるクマ。
展開・成果
320万本以上を売り、Burger Kingは「ホリデーシーズン最大のヒットゲーム」と発表。四半期利益は40%増えたクマ。この企画はカンヌライオンズでTitanium Grand Prixを受賞したクマ。
余韻
カンヌで賞を取るために広告を作るんじゃなくて、ビジネスを作った結果として賞がついてきた。そういう仕事が理想だと、この話を読むたびに思うクマ。320万本という数字の重さを、忘れたくないクマ。


