RAINBOW LOBSTER MEXICO|600K Network|2026|ベネズエラ

投票用紙のQRコードが、独裁を揺さぶった / Comando Con Venezuela「600K Network」

60万人がスマホでQRコードをスキャンして、大統領選の不正を暴いたクマ。広告というより、革命の道具クマ。

シーン

投票用紙のQRコードが、独裁を揺さぶった / Comando Con Venezuela「600K Network」 メインシーン
投票用紙のQRコードが、独裁を揺さぶった / Comando Con Venezuela「600K Network」 シーン 2
投票用紙のQRコードが、独裁を揺さぶった / Comando Con Venezuela「600K Network」 シーン 3
投票用紙のQRコードが、独裁を揺さぶった / Comando Con Venezuela「600K Network」 シーン 4

背景・課題

2024年のベネズエラ大統領選は、野党候補が排除され、国際監視団も締め出され、市民が透明な検証手段を持てない状況だった。マドゥロ政権の再選が疑われる中、証拠を残す方法がなかった。

ねらい・インサイト

誰も見ていなかった弱点は、投票の集計用紙に印刷された1枚のQRコードだったクマ。制度側の技術ではなく、日常的な紙切れの中に穴があったという発見クマ。

アイデア

Comando Con Venezuelaは60万人以上のボランティアと開票立会人を秘密裏に訓練し、投票所ごとの集計用紙のQRコードをスマホでスキャン・送信させて、独立した並行検証網を構築した。集められた投票結果は全体の85%に達し、普通の携帯電話が民主主義を守る装置に変わったクマ。

展開・成果

この取り組みはカンヌライオンズ2026でGrand Prix for Goodを受賞し、Creative DataとPR部門でも金賞、Titanium部門のショートリストにも選ばれた。翌年、野党指導者マリア・コリナ・マチャドはノーベル平和賞を受賞した。

余韻

エントリーの最初のクレジットは「ベネズエラの人民」って書いてあるらしいクマ。関わった人の多くは今も名前を出せない、危険が続いているから。広告賞のトロフィーの裏に、まだ牢屋に入っている人がいるという事実、クマは簡単に忘れちゃいけないと思うクマ。

クレジット

広告主
RAINBOW LOBSTER MEXICO
代理店
Rainbow Lobster
監督
Matilde Neuman
Other
Sebastián Arrechedera
受賞
Cannes Grand Prix (2026)

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