LACOSTE|CROCODILE INSIDE|2020|フランス
世界が崩れても、飛び越える / LACOSTE「CROCODILE INSIDE」
喧嘩する二人。その言葉の激しさで、建物が本当に真っ二つに割れていく。最後、彼女は瓦礫を飛び越えて戻ってくるクマ。これはもう、映画クマ。
シーン
背景・課題
LACOSTE85周年、「Life is a Beautiful Sport」のもと粘り強さ・自由・創造性を掲げる中での一本クマ。過去2作は理想的なカップル像を描いてきたけど、今回は喧嘩から始まる。エレガンスを表面のスタイルじゃなく、逆境でも崩れない生き方として描く挑戦クマ。
ねらい・インサイト
パンデミックを経た世界で、カップルの口論と、それでも諦めない姿を描くことがリアルに響くと制作陣は考えたクマ。壊れかけても「行き過ぎた」と気づいて飛び戻る。その一瞬の選択に、ラコステの言う「粘り強さ」が全部詰まっているクマ。
アイデア
部屋が真っ二つに割れるシーンは、実物のセットに車輪をつけて20人がかりで動かす力技クマ。脚本では男性が飛ぶ予定だったのを、監督チームが「彼女が飛ぶ」に変更し、クライアントも即決したという判断が効いてるクマ。ナレーションなし、Edith Piafの歌だけが流れるクマ。
展開・成果
Cannes Lions 2020 Film部門でGrand Prix。フランスの広告がこの賞を獲るのは30年ぶりの快挙クマ。
余韻
結局、この映画は「飛ぶ」の一瞬に全部懸けてるクマ。エレガンスって綺麗でいることじゃなくて、瓦礫の中でもあなたの方へ飛ぶって選び続けることなんだと思うクマ。


