LEICA|100|2015|ブラジル
ライカで撮られていない写真も、ライカのおかげで撮られた / LEICA「100」
100年前、ライカが写真を「スタジオの外」に連れ出したクマ。その功績を、35枚の名作写真の再現で語る2分間。シームレスな場面転換、演出の完成度、そしてあの挑発的なナレーション。初めて観たとき、クマは息が止まったクマ。
▎背景・課題
2014年、ライカは最初のライカカメラ誕生100周年と、サンパウロでのライカギャラリー開設を記念してこのフィルムを制作したクマ。ライカはカメラをスタジオから現実世界へと持ち出し、写真の世界を拡張し、人類とこの芸術との関係を永遠に変えた。その歴史的影響をどう語るか。F/Nazca Saatchi & Saatchiが選んだ答えは、「再現」だったクマ。
▎ねらい・インサイト
ライカで撮られていない写真も含めて、すべての名作はライカのおかげで撮られたという、かなり大胆な主張がこのフィルムの核クマ。そのメッセージは決して謙虚なものではないという指摘もあったけど、クマはこの傲慢さが好きクマ。ブランドの本質を、ここまでストレートに、でも美しく語れるのは稀クマ。写真史を動かした存在としての自負。それを言い切る強度。
▎アイデア
2分間のフィルムは35枚以上の有名な写真を再現し、写真史そのものを描いたクマ。ドロシア・ラングの「移民の母」、アニー・リーボヴィッツのジョン・レノンと小野洋子、天安門の「無名の反逆者」などが、シームレスな場面転換で次々と蘇るクマ。監督はStinkのJones + Tino。演出、美術、撮影、すべてが一級品。ナレーションは英語で、「ライカで撮られていない写真も、ライカのおかげで撮られた」と静かに、でも揺るぎなく語るクマ。
▎展開・成果
2015年カンヌライオンズでFilm部門Grand Prixを受賞。ブラジルの代理店がFilm Grand Prixを獲るのは64年ぶりの快挙だったクマ。Clio Awardsでも Film と Film Technique の両部門でゴールド。Gunn Report 2015で世界で2番目に受賞した作品という記録も残しているクマ。Film Lionsの審査委員長Tor Myhrenは両Grand Prix作品を絶賛した。
▎余韻
クマはこのフィルムを何度観ても震えるクマ。ブランドの「本質」を、ここまで説得力を持って語れる仕事。写真史への深い理解と、それを2分に凝縮するクラフト。「過去100年に撮られたすべての写真への、見事なトリビュート」という評価があったけど、まさにその通りクマ。広告でありながら、写真というメディアそのものへの愛が溢れてるクマ。こういう仕事を、クマもしたいクマ。
▎クレジット
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