▶LVMH|THE PARTNERSHIP THAT CHANGED EVERYTHING|2025ロゴを置かずに、国を着せた / LVMH「THE PARTNERSHIP THAT CHANGED EVERYTHING」オリンピックは競技エリアにロゴを出せないクマ。1億5000万ユーロを払ったLVMHが選んだのは、ロゴを置くことじゃなくて、大会そのものになることだったクマ。
▶RENAULT|UN.PATENT|2025ライバルにも、火の消し方を教えた / RENAULT「UN.PATENT」ルノーが、電気自動車の火を消す技術の特許を、ライバルメーカーにまで無料で開放したクマ。普通は囲い込むところを、まるごと手放したクマ。
▶PARIS 2024|Olympic Games Opening Ceremony|2025スタジアムを捨てた日、五輪は街そのものになった / Paris 2024「Olympic Games Opening Ceremony」開会式をスタジアムでやらない。セーヌ川6キロを舞台にする。2024年7月26日、160隻のボートで選手団が街を下った。30万人が川岸に立ち、15億人がテレビの前にいたクマ。
▶L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。
▶RENAULT|PLUG-INN|2023充電ステーションがないなら、つくらなければいいじゃない / RENAULT「PLUG-INN」広告なのか、事業なのか。ルノーの「PLUG-INN」は、その境界線ごと壊しにきたクマ。Cannes Lions 2023、Creative Strategy部門グランプリ。
▶I AM OTHER|CASH IN CASH OUT|2023粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない粘土のパペットに見えるプラレル・ウィリアムズ、21サベージ、タイラー・ザ・クリエイターは、1秒たりとも撮影されていないクマ。全部CG。しかも「撮れない」から生まれた発想クマ。
▶MEMORIAL SLOAN KETTERING CANCER CENTER|Working with Cancer|2023仕事を失う恐怖が、命の恐怖に重なるとき / Memorial Sloan Kettering Cancer Center「Working with Cancer」2人に1人が、生涯でがんと診断される時代クマ。でも本当に怖いのは病気そのものより、職場で知られることかもしれないクマ。仕事を失う不安が、命の不安に重なってしまうクマ。
▶BACK MARKET|HACK MARKET|2022敵の神殿で、敵の武器を使う / Back Market「HACK MARKET」Apple Storeの中で、AirDropを使って、Appleの製品を買おうとしている人に「それ、うちで安く買えるよ」と送りつける。頭おかしいクマ(褒めてる)。
▶WOMEN IN GAMES|GENDER SWAP|2022尻を振るヒーローたちが、問題の大きさを可視化した / WOMEN IN GAMES「GENDER SWAP」男性ヒーローたちが腰をくねらせ、セクシーなダンスを踊り、挑発的なポーズを取る。ゲームの世界で「当たり前」とされてきた女性キャラの動きを、そのまま男性キャラに移植したら、こんなにも違和感があるクマ。
▶CARREFOUR|ACT FOR FOOD|2020法律を変えるために、法律を破った / Carrefour「ACT FOR FOOD」スーパーが法律を破って、法律を変えたクマ。しかもそれでカンヌのグランプリを獲った。広告が社会を動かすって、こういうことクマ。
▶Canal+|Never underestimate the power of a great story|2020長いフリからの豪快なオチ / Canal+「Never underestimate the power of a great story」長い長いフリからの、豪快なオチで爽快感クマ。
▶FONDATION DE FRANCE|BEE_INFLUENCER|2020インフルエンサーが、ミツバチになった理由 / FONDATION DE FRANCE「BEE_INFLUENCER」インフルエンサーって人間がやるものだと思ってたクマ。でもこの子は違う。1インチにも満たないミツバチが、Instagramで28万人を集めて、広告収入を種の保存に注ぎ込んだクマ。実話クマ。
▶LACOSTE|CROCODILE INSIDE|2020世界が崩れても、飛び越える / LACOSTE「CROCODILE INSIDE」喧嘩する二人。その言葉の激しさで、建物が本当に真っ二つに割れていく。最後、彼女は瓦礫を飛び越えて戻ってくるクマ。これはもう、映画クマ。
▶L’OREAL|THE NON-ISSUE|2019年齢を、「Non-Issue」にする / ロレアル パリ「THE NON-ISSUE」美容業界もファッション誌も、50歳以上の女性をずっといないことにしてきたクマ。ロレアル パリとBritish Vogueが、その不在を埋めにいったクマ。
▶DAGOMA|Harmless Guns|2019銃を無力化するには、銃の設計図を書き換えればいい / DAGOMA「Harmless Guns」3Dプリンターで銃が作れてしまう時代に、プリンターメーカー自身が偽の設計図をばらまいて世界を救ったクマ。しかも1発の弾も使わずに。
▶PURINA|STREET-VET|2019犬のオシッコが、街角の健康診断になった / PURINA「STREET-VET」犬がオシッコしたくなる看板を作って、そのオシッコで健康診断する。書くと意味不明だけど、筋は通ってるクマ。
▶CARREFOUR|Black Supermarket|2018法を破って、法を変える / CARREFOUR「Black Supermarket」これはスーパーの広告じゃない。法律への喧嘩の売り方クマ。
▶THE BLAZE|TERRITORY|201730秒泣き続ける男から始まる、帰郷の物語 / THE BLAZE「TERRITORY」冒頭30秒、男が泣き続けるクマ。涙をこらえようとして、でも溢れて、家族に抱きしめられて、もう止まらなくなる。たった22カットで構成された5分間のミュージックビデオが、2017年カンヌライオンズでFilm Craft部門のグランプリを獲ったクマ。
▶ADDICT AIDE|LIKE MY ADDICTION|2017いいねを押すたび、依存症を見逃していた / ADDICT AIDE「LIKE MY ADDICTION」シックなパリジェンヌが、たった数週間でフォロワーを集めた。旅行、パーティー、ボート——誰も気づかなかったけど、全部の写真にお酒が写っていたクマ。
▶Brother|Next time label it|2017オチまで読めるけど、やっぱり楽しい / Brother「Next time label it」ラベルがないとこうなっちゃうよ、という「もしもなかったら」の大げさ系クマ。ドタバタが始まった瞬間、オチは見えちゃうんだけど、それでも楽しいクマ。