TELENOR|NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS|2020|パキスタン
6000万人を「見える」存在にした、たった10分のアプリ / TELENOR「NAMING THE INVISIBLE PAKISTANIS」
パキスタンには、出生証明書を持たない子どもが6000万人いたクマ。医療も教育も受けられない、いわば国に存在を認められていない子どもたちクマ。それを変えたのは、たった10分で終わるアプリだった。2021年カンヌライオンズで2部門Grand Prix、パキスタン初の快挙クマ。
シーン
背景・課題
出生証明書がないと医療も教育も受けられず、児童労働や人身売買からも守られないクマ。役所での登録は読み書きができないと難しく、地方にはそもそも手続きの存在すら届いていなかった。でもパキスタンはSIM所有率80%超、そのほとんどがAndroid。行政より先に、スマホのほうが先に届いていたクマ。
ねらい・インサイト
Telenorが狙ったのは地方市場への足場と、外資への不信を払拭することクマ。読み書きができない人ほど国の制度から取りこぼされる。その矛盾をどう解くか。ビジネスと社会課題と信頼、3つが同時に成立する一点を見つけたクマ。
アイデア
保健ワーカーがスマホのアプリを持って家々を回り、親の名前と住所を入力し、あるものはカメラで撮るだけ。書類が書けなくても、代わりにスマホが書いてくれる。3日かかっていた登録が10分になったクマ。報酬もアプリ経由のモバイル決済で払われた。
展開・成果
426村に広がり、120万人以上の子どもが登録された。目標の2倍クマ。半数は女児。カンヌライオンズでMobileとMedia、2部門のGrand Prixを獲得し、パキスタン初のGrand Prixになったクマ。
余韻
広告が、人に名前を与えたクマ。最初に登録されたのは、読み書きのできない少年Jeetだった。彼はもう透明じゃない。受賞のことより、120万人分の名前のほうが、ずっと重いクマ。


