MASTERCARD|Roadside Market|2020|ルーマニア
道端で待つだけだった農家を、地図上のビジネスに変えた / Mastercard「Roadside Market」
ルーマニアの田舎道には、自家製の野菜やチーズを並べて座る農家がいる。地図にも載らず、現金しか受け取れない。地図上に存在しないビジネスクマ。
シーン
背景・課題
ルーマニアの小規模農家は正規の市場に入れず、道端で売るしかない。99.9%はカード決済端末すら持てない。COVIDで公共市場が絞られ、状況はさらに悪くなったクマ。
ねらい・インサイト
農家を大きな市場に連れて行けないなら、市場の方を農家に連れてくればいい。ドライバーが毎日見ているWazeの地図に、農家自身を載せてしまおうという発想クマ。
アイデア
MastercardとWazeが組んで、道端の農家をナビの地図上にピンで表示。ドライバーは走りながら「そこに新鮮な野菜がある」と気づける。農家にはキャッシュレス決済も導入し、現金しか扱えなかった露店を、ちゃんとした小さな店に変えたクマ。
展開・成果
ルーマニアの5大テレビ局すべてが取り上げ、開始48時間でOTS推定2,800万。数日で300人以上の農家が参加を申し出て、農業大臣まで拡大への協力を申し出た。カンヌライオンズでは3部門で受賞クマ。
余韻
地図に載る。それだけのことが、誰かの生活を動かしたクマ。ピン一つひとつの向こうに、道端で座っていた人がいるクマ。


