SONY|PLAY-DOH|2008|イギリス
2.5トンの粘土が、ニューヨークを占拠した / Sony BRAVIA「PLAY-DOH」
うさぎが、街を埋め尽くしていくクマ。しかもこれ、CGじゃないクマ。全部ストップモーションクマ。正気じゃないクマ。
シーン
背景・課題
SONYのBRAVIAを広めるFallon Londonの「Colour Like No Other」シリーズ第3弾クマ。第1弾はゴムボールを坂道に転がし、第2弾は集合住宅を塗料で染めた。どちらもCG無しの実写。3本目でどう超えるかが課題だったクマ。
ねらい・インサイト
答えは「CGに頼らない驚き」に「手作業の温度」を足すことクマ。200匹のうさぎが最後には9mの巨大うさぎになる。デジタルの時代に、あえて手でやりきる。楽曲はThe Rolling Stonesの「She's a Rainbow」クマ。
アイデア
ニューヨークの街角、排水溝やゴミ箱の下からうさぎが湧いて出て、紫の波になり、氷山になり、赤いクジラになり、その尾が巨大うさぎに変わるクマ。3週間、40人のアニメーター、2.5トンの粘土。1フレームごとに粘土のうさぎを作り直したクマ。監督はDarren WalshとFrank Budgen、制作はPassion Picturesクマ。
展開・成果
British Animation Awardsで最優秀コマーシャル監督賞、The OneShowでBronze Pencilを獲得クマ。このシリーズはここで完結。Fallonの担当者は「Ballsは色がすべてだった。colour like no otherは終わった。今度はモーションだ」と語ったクマ。
余韻
CGでやれば一瞬なのに、わざわざ3週間かけて40人で粘土をこねる。その「わざわざ」に狂気と愛情が滲むクマ。手を動かし続けたい、とクマは思うクマ。


