OLYMPUS|CROPPED TOURISTS|2005|ヨーロッパ
頭が切れた旅行者が、ドアの向こうで叫んでいる / OLYMPUS「CROPPED TOURISTS」
2005年、オリンパスがヨーロッパで流したCMシリーズの中の1本クマ。ダークユーモアで「写真の失敗」を描いたこのキャンペーンは、カンヌで金賞を獲ったクマ。でも当時は賛否両論だったらしいクマ。
▎アイデア
アパートのドアを激しくノックする音。男が覗き穴から見ると、そこには頭が切れた老夫婦が立っているクマ。「ハーランドさん、もう付きまとわないで」と男が言っても、「エッフェル塔の写真を送るって約束したでしょ!」と夫婦は引き下がらないクマ。男はベッドに逃げ込んでシーツを被るけど、ドアの外では「出てこい!ここを動かないぞ!」と叫び続けるクマ。最後に「頭が切れた旅行者、削除する?それともメール送る?」というコピーとともに、オリンパスC-7070 WideZoomのワイド機能を訴求するクマ。
▎展開・成果
このキャンペーンには他にも「Red-Eyed Baby」(赤目の赤ちゃん)や「Distorted Dogs」(歪んだ犬)といったダークなユーモアの作品があって、シリーズでカンヌ金賞を受賞したクマ。でもダークな表現に対してネガティブな反応もあったとのことクマ。
▎余韻
デジカメの機能を「失敗の恐怖」で訴求するという逆説的なアプローチクマ。今ならスマホで何枚でも撮り直せるけど、2005年はまだデジカメが「ちゃんと撮れるか不安」だった時代クマ。その不安を、ホラー映画みたいに仕立てた度胸がすごいクマ。Springer & Jacobyというドイツの名門エージェンシーの仕事で、このキャンペーンが同社の「最後の代表作」になったとも言われているクマ。
▎クレジット
▎タグ
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