UBER EATS|BUILD YOUR OWN SUPER BOWL COMMERCIAL|2026|アメリカ

60秒のCMを、1000通り以上に分解した男たち / UBER EATS「BUILD YOUR OWN SUPER BOWL COMMERCIAL」

60秒のCMが、ユーザーの手で16,500,000秒分の「自分だけのCM」に分解されたクマ。サラダを組み立てる感覚で、CMまで組み立てさせちゃうクマ〜。

シーン

60秒のCMを、1000通り以上に分解した男たち / UBER EATS「BUILD YOUR OWN SUPER BOWL COMMERCIAL」 メインシーン

背景・課題

Uber Eatsは2年連続で「フットボールは食べ物を売るために生まれた」という陰謀論をCMのテーマにしてきた。しかしフードデリバリー市場ではDoorDashがシェアを伸ばす一方、Uber Eatsの月間アクティブユーザーとダウンロード数は前年比で落ち込んでいた。

ねらい・インサイト

テレビの前で観るだけの60秒には限界がある。視聴者はマルチスクリーンに気を取られ、CMは一方通行のまま流れていくクマ。だったら「観る」を「組み立てる」に変えてしまえばいい、というのが今回の発見クマ。ユーザーが普段バーガーやサラダの具材をアプリで選ぶ動きと、CMのシーンを選ぶ動きを重ね合わせたクマ。

アイデア

Uber Eatsアプリの中に「Build Your Own Super Bowl」という項目を作り、ユーザーは通常メニューを選ぶのと同じ操作感で、CMの「具材」となるシーンを選んでいく。マシュー・マコノヒーやブラッドリー・クーパー、アディソン・レイら豪華キャストが出演する1,000通り以上の組み合わせが用意され、選んだ内容に応じて実在の食事デールがアンロックされる仕組みクマ。撮影は監督スティーブ・ロジャースとBiscuit Filmworksが担当し、非線形のモジュール構造で膨大なシーンを撮り分けたクマ。

展開・成果

スーパーボウル週間の売上は過去最高を3600万ドル以上更新し、アプリへの新規訪問は370万件増、獲得メディア価値は2億9000万ドル以上に達したという。32.5万人が体験に参加し、体験内滞在時間は合計80万分、参加者の4割以上が既存ユーザーではなかった。カンヌライオンズ2026でMedia部門グランプリを受賞。

余韻

「観てもらう」から「作ってもらう」へ、CMそのものを商品の操作体験に変えてしまったのがまるまる強いクマ。フットボールは食べ物を売るための陰謀、なんて冗談を2年間積み上げてきた土台があったから、この飛躍が唐突に見えなかったのもすごいクマ。CMを配る時代から、CMの材料を配る時代クマ〜。

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クレジット

広告主
UBER EATS
代理店
Special (Los Angeles / US)
制作
Biscuit Filmworks
監督
Steve Rogers
受賞
Cannes Grand Prix (2026)

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