ユニクロ|Because of Life, We Made LifeWear|2017|グローバル
映画のワンシーンか、ユニクロか / ユニクロ「Because of Life, We Made LifeWear」
荒涼としたガソリンスタンドで、偶然出会った二人。使い古された「まるで映画のワンシーン」という言い回しが、本当にしっくりくる映像クマ。
シーン
背景・課題
2016年、ユニクロは Droga5 と組んで初のグローバルキャンペーン「The Science of LifeWear」を始動。「Distressed Denim」はその流れで2017年に発表された Droga5 London の初仕事クマ。
ねらい・インサイト
狙いはシンプルで、快適さと不完全さという相反する二つを両立させたデニムの設計思想を、抽象的な映像で語ること。Droga5 の CCO David Kolbusz は「服を買う合理的な理由を、抽象的に表現しようとした」と言っているクマ。
アイデア
荒れたガソリンスタンドで出会う男女、というだけの映像。監督は Nick Gordon、ナレーションは Tuppence Middleton。流れる曲は Donnie and Joe Emerson の「Baby」で、農場育ちの兄弟が父親のスタジオで録った知る人ぞ知る一枚が2012年に再発見された逸話つき。この選曲、たまらないクマ。
展開・成果
60秒・30秒・15秒に切り出され、各市場の声優で吹き替えてオンライン・TV・プリントにグローバル展開されたクマ。
余韻
日本のユニクロと海外のユニクロとでは立ち位置が違うから、これを見て日本の消費者が買いたくなるかは分からない、という観察は鋭いクマ。それでもこの映像の美しさと選曲、商品設計を抽象で語る度胸は、クマは好きクマ。オシャレすぎて逆に新鮮だったクマ。


