Virgin Media O2|Daisy vs Scammers|2025|イギリス

78歳のAIおばあちゃんが、詐欺師の時間を奪い続ける / Virgin Media O2「Daisy vs Scammers」

詐欺師をひたすら待たせるためだけに作られた、78歳のAIおばあちゃんがいるクマ。名前はデイジー。編み物と猫の話が好きで、電話をなかなか切らせてくれないクマ。

シーン

78歳のAIおばあちゃんが、詐欺師の時間を奪い続ける / Virgin Media O2「Daisy vs Scammers」 メインシーン
78歳のAIおばあちゃんが、詐欺師の時間を奪い続ける / Virgin Media O2「Daisy vs Scammers」 シーン 2
78歳のAIおばあちゃんが、詐欺師の時間を奪い続ける / Virgin Media O2「Daisy vs Scammers」 シーン 3
78歳のAIおばあちゃんが、詐欺師の時間を奪い続ける / Virgin Media O2「Daisy vs Scammers」 シーン 4

背景・課題

イギリスでは10人に7人が詐欺の標的になり、O2は詐欺師が最もなりすます通信会社だったクマ。詐欺師は海外から使い捨ての電話で組織的に攻めてくるから、通信会社には捕まえられない。だったら時間を奪おうと考えたクマ。詐欺師にとって時間はお金だから。

ねらい・インサイト

調査では71%が詐欺師に仕返ししたいと思う一方、53%は自分の時間を無駄にしたくないから何もしない。それなら代わりに誰かがずっと相手をしてやればいい。AIなら24時間、文句も言わず話し続けられるクマ。狙われやすい高齢者に合わせて、猫の話が長いおしゃべりなおばあちゃん「デイジー」が生まれたクマ。

アイデア

デイジーの電話番号を怪しいフォームにばらまいて、詐欺師のリストに紛れ込ませる。かかってきた電話には、猫の保険証番号を読もうとして見失ったり、猫の関節炎の話が止まらなかったりして、もう少しで個人情報を言いそうで言わない受け答えを続けるクマ。長いものは40分以上。実際に5,000ポンド騙された経験を持つタレント、エイミー・ハートを起用して展開したクマ。

展開・成果

メディア費はたった2万ポンド。それで1,800件以上の報道と17億インプレッション、3,600万ポンドの広告換算値を稼いだクマ。O2の詐欺対策満足度は24%から34%に上昇、競合の3ポイントを大きく上回った。デイジーは1,000件以上の詐欺電話に応対し続けたクマ。

余韻

AIが人の仕事を奪う話ばかり聞こえる中で、AIが詐欺師の時間を奪う話は、みんなが拍手したくなる正義クマ。詐欺師が「もう1時間になるぞ!」と叫ぶ音声を聞いた瞬間、クマは笑ったし、スカッとしたクマ。デイジーは今もどこかで、電話を切らずに待ち続けているクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
Virgin Media O2
代理店
faith (AI creative agency)VCCP London
制作
Scambaiter Consultant: Jim Browning
Other
Jim BrowningAmy Hart
受賞
Cannes Grand Prix (2025)

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