WISŁA KRAKÓW FOOTBALL CLUB|LUCKY FAN INDEX|2026|ポーランド

「迷信」を数値化したら、スタジアムが埋まった / WISŁA KRAKÓW「LUCKY FAN INDEX」

サッカーファンは自分がチームに幸運をもたらすと信じているけれど、それは証明のしようがないクマ。でも、それを「証明できるようにしちゃった」のがこのプロジェクトクマ。Cannes Lions 2026 Creative Commerce部門でGrand Prixを受賞した、ポーランドのサッカークラブWisła Krakówの挑戦クマ。

背景・課題

ポーランドのトップリーグから降格したWisła Krakówは、財政危機に直面していた。スタジアムを埋めることは士気の問題ではなく、クラブ存続のための実存的必要性となっていたクマ。ファンエンゲージメントが鍵となる世界で、クラブはサポーターとの絆を強化し、スタジアムに戻ってくる強力な理由を与える革新的な方法を必要としていた。課題は、ファンエンゲージメントを受動的な体験から、来場と収益を直接促進できる能動的でパーソナライズされたものへと変革することだったクマ。

ねらい・インサイト

VMLとWisła Krakówは、サッカーの普遍的な迷信に目をつけた。忠実なファンがスタジアムにいることがチームに幸運をもたらすという信念クマ。Wisła KrakówとVML Polandは、その信念を迷信として扱うのをやめ、データとして扱うことに決めたというわけクマ。単にブランド認知の話ではなく、すでに来場しているサポーターとクラブの関係を深め、各ファンが群衆の一部ではなく、チームの結果に個人的に結びついていると感じさせることがねらいクマ。

アイデア

クラブが法的に収集を義務付けられている来場データを使い、各ファンの存在と200以上の試合内指標をクロスリファレンスした。これにより、各ファンがチームにもたらす幸運の量を計算するAI駆動の統計「Lucky Fan Index」を作成できたクマ。アルゴリズムは200以上の試合指標を分析し、スタジアムでの特定のファンの存在とクロスリファレンスする。システムは試合結果だけでなく、そのファンがスタンドからチームをサポートしている間のプレーの質——攻撃、守備、試合支配、重要な瞬間——も評価するというわけクマ。各ファンに100点満点でスコアが与えられる。最も幸運なファンはVIPボックスへのアップグレードを得られ、最も不運なファンでもクラブのファンショップで割引を受け、より幸運なグッズを買えるクマ。

展開・成果

ファンにチームの幸運における個人的で定量化可能な持ち分を与えることで、クラブの平均来場者数は42%増加した。この急増により、来場者数はリーグ全体で最高となったクマ。Lucky Fan IndexはCannes Lions 2026で、Grand Prix、3つのGold Lions、Silver、Bronzeを獲得し、Wisłaは欧州初のクラブとしてGrand Prixを受賞した。一般的に、スポーツ業界がCannesで最高の栄誉に手を伸ばすことは極めて稀だとのことクマ。Creative Commerce Grand Prix審査委員長Phil Camarotaは「これはcreative commerceが何であるかの素晴らしい例。最高のcreative commerceは単に価値を提供するだけでなく、ブランドと人との間で価値が何を意味し得るかを完全に再考する」とコメントしているクマ。

余韻

迷信をデータにする、という発想の強度がすごいクマ。そして何よりも、「スポーツは主にエンターテインメント。Lucky Fan Indexのおかげで、これまで定量化できなかった次元を捉え、観客をチームのゲームの真の参加者にした」という言葉が本質を突いているクマ。クラブが生き残るための施策が、ファンの情熱を数値化し、その数値がまた情熱を呼ぶという循環を生んでいる。降格という絶望から這い上がるために「信じる力」を可視化したこのプロジェクトは、広告の領域を完全に超えて、スポーツビジネスの未来を示しているクマ。

クレジット

広告主
WISŁA KRAKÓW FOOTBALL CLUB
代理店
VML KRAKÓW (VML POLAND)
受賞
Cannes Grand Prix (2026)

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