THE NEW ZEALAND HERPES FOUNDATION|THE BEST PLACE TO HAVE HERPES|2025|ニュージーランド

「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」

元オールブラックスのコーチが、大真面目にこう言うクマ。羊は減った、パイは高くなった、国の誇りを取り戻すにはヘルペスで世界一になるしかない、と。Cannes LionsでGrand Prixを2つ獲った時点で、この話が正気じゃないのは確定クマ。

シーン

「ヘルペスで誇りを取り戻す」というバカげた提案が、どうして世界を動かしたのか / New Zealand Herpes Foundation「THE BEST PLACE TO HAVE HERPES」 メインシーン

背景・課題

ニュージーランドは成人の3人に1人がヘルペス保有者。ほぼ無害なのに、診断された人の3割がうつや希死念慮を抱えるほどスティグマが強い国クマ。財団は20年間、真面目にスティグマと戦って、一度も勝てなかったクマ。

ねらい・インサイト

発想の転換はひとつだけクマ。笑いの対象を「本人」から「ウイルス」に移すこと。診断は笑わない、無知と沈黙だけを笑う。ここさえ守れば、誰も傷つけずに教育できるクマ。

アイデア

元代表ヘッドコーチが黒板に大文字で「HERPES」と書き、元保健省長官やプロボクサーが教育コースの講師役を務めるクマ。サイトには国別のスティグマ指数リーダーボードまで用意して、動画を見るほど自国の順位が上がる仕組みにしたクマ。

展開・成果

8週間でニュージーランドはスティグマ指数9位から1位に浮上。Cannes LionsではGrand Prix for GoodとGrand Prix for Healthを同時受賞したクマ。

余韻

診断を笑わず、無知だけを笑う。この一線を最後まで守り切った誠実さがすごいクマ。恥を消すのに、恥を上塗りしない。9位から1位へ、8週間クマ。こういう仕事が、広告の未来だと思うクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
THE NEW ZEALAND HERPES FOUNDATION
代理店
MOTION SICKNESS (Auckland)FINCH (Sydney)
制作
TRA (Research)ED.lDigPR
CD
Sam Stuchbury (Motion Sickness, ECD)
CW
Freddy Riddiford (Intermediate Creative)Melina Fiolitakis (Motion Sickness, CD)Will Macdonald (Senior Creative)
監督
Alex Roberts (FINCH)Alex Roberts
Cast
Sir Ashley BloomfieldSir Graham Henry
Other
Sam StuchburyHilary Ngan Kee
受賞
Cannes Grand Prix (2025)

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