▶Nikka Whisky|No Labels|2025すべてのラベルを剥がしたとき、残ったのは / Nikka Whisky「No Labels」ボトルからラベルを剥がした。人からも、決めつけを剥がした。ウイスキーが「生き方」になった瞬間クマ。
Stella Artois|2024Stella Artois「The Most Famous Chalice Model」── タトゥーだけで分かる手のひら広告David Beckhamの顔も名前も出さない。写っているのはタトゥーの入った手だけ。それでも、ファンには一発で彼だと分かるクマ。Stella Artoisが仕掛けた、セレブ広告の逆転劇クマ。
British Airways|2024British Airways「Windows」──ロゴも文字もなく、ただ乗客の表情が語る旅の魔法ロゴなし、文字なし、QRコードなし。British Airwaysの屋外広告「Windows」は、機窓から見える景色じゃなく、その景色を見つめる乗客の顔だけを見せたクマ。
▶COINBASE|Less Talk, More Bitcoin|20221分間で2000万アクセス、そしてサイトは落ちた / Coinbase「Less Talk, More Bitcoin」QRコードが画面を跳ね回るだけ、60秒。セレブなし、ナレーションなし、商品説明なし。スーパーボウルという広告の頂点で、Coinbaseは「何もしないこと」を選んだクマ。
▶LINEモバイル|愛と革新。|2017何も言わない、という強さ / LINEモバイル「愛と革新。デビュー篇」のんが無言でこちらを見つめる45秒。キリンジの『エイリアンズ』が流れて、最後に「愛と革新。」の文字が出るだけ。安いとは言わない。言えることもないから、これでいいクマ。
▶ポカリスエット|たけしと少年篇|2016Tommy Guerrero×Shing02、というだけで / ポカリスエット「たけしと少年篇」Tommy GuerreroとShing02のオリジナル曲、というだけでもうノックアウトなんだけど、そうと知らずに出会った初対面から猛烈なかっこよさを感じてたクマ。
🐻❄️動画なしクマキユーピー|コンビニエント|2015「おいしい」とも言わず、「コンビニエント」と言い放つ / キユーピーハーフ「コンビニエント」調味料のCMなのに「おいしい」とも「カラダに良い」とも言わないクマ。言い放たれるのは「コンビニエント」。高橋マリ子さんが画面に佇んで、それだけクマ。
▶EPENSA|EMPTY PAGES|2012白紙のページが語るもの / EPENSA「EMPTY PAGES」2012年、ペルーの新聞グループ EPENSA が世に問うた「EMPTY PAGES」。タイトルだけで、なにか静かな怒りのようなものを感じるクマ。
▶PlayStation|Play Face|2009感情は表情に表れる、その当たり前がすごい / PlayStation 3「Play Face」感情は表情に表れる。感情が表れると書いて表情なので当たり前なんだけど、そのど真ん中を撮りきったキャンペーンクマ。ゲームをプレイしている人間の顔。それだけ。でも、それがすべてクマ。
▶ソフトバンク|ブラッド・ピット&キャメロン・ディアス シリーズ|2006説明、一切なし。答えは「=SoftBank」 / ソフトバンク ブラッド・ピット&キャメロン・ディアス キャンペーン初めてテレビで観たとき、さすがに「うおぉ」と声に出して言ってしまった記憶があるクマ。Vodafone買って一気に勝負に来る感じみたいなのが社会に伝わってきてて、で、ブラピとキャメロンディアスでどーん、とクマ。ただただカッコイイだけのCMなんだけど、ただただカッコよければいいんだな、ってクマ。
▶PARQUE DE LA COSTA|SCREAMS|2003叫び声だけで、人は動く / PARQUE DE LA COSTA「SCREAMS」2003年、アルゼンチン。ブエノスアイレス郊外のティグレという街にあるアミューズメントパーク、PARQUE DE LA COSTAの広告クマ。タイトルは「SCREAMS」。叫び声。それだけで何かが伝わる予感がするクマ。
▶JEEP|Snow Covered|1994車が見えないのに、Jeepだとわかる / Jeep「Snow Covered」1994年、雪に埋もれた風景の中を何かが進んでいく30秒。車体は一度も映らない。それなのに「ああ、Jeepだ」と誰もが思ったクマ。カンヌで自動車広告として初めてグランプリを獲ったこの作品、30年経っても色褪せない強度があるクマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? II QUETZALCOATLUS|1994翼竜の子ども、演じてみた / 日清カップヌードル「HUNGRY? II QUETZALCOATLUS」1994年。原始人たちが、必死にケツァルコアトルスの赤ちゃんのフリをしてる。親鳥に餌をねだって、なんとか食べ物をゲットしようとするクマ。でもそんなわけあるか、ってツッコミたくなるほどの無茶な作戦クマ。
▶NISSIN FOOD|HUNGRY? III UINTATHERIUM|199430年経っても、胃袋が覚えてる / 日清食品「HUNGRY? III UINTATHERIUM」1994年、ウインタテリウム篇クマ。マンモスやモアで世界を驚かせたあのシリーズが、まだ続いていた時代の一本。原始人が、巨大な哺乳類に翻弄されて、でも最後には「hungry?」の一言と白地に赤のカップ。このリズムは、もはや説明不要クマ。シリーズ全体がカンヌでグランプリを獲って、日本の広告史に刻まれたやつの、続編のひとつクマ。
▶SINGAPORE TRAFFIC POLICE|GLASSES|1993グラスが4つ並んだ瞬間、事故は起きていた / Singapore Traffic Police「GLASSES」ビールグラスが4つ、道路に浮かぶ。そして事故。たったそれだけクマ。でもこの30秒が、その後世界中で reproduce されることになるクマ。1993年、シンガポール。飲酒運転を止めるために、ショックではなく「考えさせる」ことを選んだ広告クマ。
▶BATCHELORS|ODE TO A PEA|1990グリーンピース1粒に、詩を捧げる / BATCHELORS「ODE TO A PEA」白い皿に、グリーンピース1粒。バイオリンが盛り上がり、詩的なナレーションが「おお、エンドウよ。完璧なる翡翠の球体よ。なぜ汝はその美しさで我を惑わすのか」と語りかけるクマ。1990年、イギリス。
▶FRATELLI BRANCA DISTILLERIE|BR… BRANCAMENTA|19754つの子音が、イタリア広告史に刻まれた / FRATELLI BRANCA DISTILLERIE「BR… BRANCAMENTA」「Brrr」。たった4文字で、ブランド名も、飲み方も、感覚も伝わるクマ。1971年にはじまったこのキャンペーンは、イタリア広告史において最も有名な擬音語と言われるまでになったクマ。
▶LEVI|WALKING BEHINDS|19721972年、お尻だけで世界を獲った / リーバイス「WALKING BEHINDS」1972年。この年、Cannes LionsのGrand Prixを獲ったのは、人々の「後ろ姿」だけを映したリーバイスの広告だったクマ。タイトルそのまんま、「WALKING BEHINDS」。歩く後ろ姿たち。50年以上前に、こんな大胆な視点があったなんてクマ。
▶BURLINGTON INDUSTRIES|DANCE|1967踊る男、繊維産業に革命を起こす / Burlington Industries「DANCE」1967年、テレビの向こうで男が踊ったクマ。繊維メーカーのCMで、男が踊ったクマ。それだけで、カンヌでグランプリを獲ったクマ。