▶AnNahar (Lebanon newspaper)|Active Journalism|202590年分の新聞が、ついに立ち上がった / AnNahar「The New President」レバノンは2年で14回、大統領選びに失敗し続けた国クマ。そこで老舗新聞社が動いた。90年分の自社記事を読み込ませたAIを、大統領候補として立てたクマ。
▶ASDRA|ABSURD PROMISES|2024なぜ政治家の公約より、簡単なのに誰も触れないのか / ASDRA「ABSURD PROMISES」2023年、アルゼンチンの大統領選挙。候補者たちは壮大で実現困難な公約を掲げていたのに、誰ひとりとして障害者のことを語らなかったクマ。特にダウン症の人々は、遺伝子疾患で一生変わらないのに、毎年障害者証明書を更新しなければ権利を失うという「不条理な法律」に縛られていた。この矛盾を暴くために、VMLとASDRAは大統領討論会の生放送中に、ある指標をリアルタイムでツイートし始めたクマ。
▶POLITICAL SHAKTI + THE TIMES OF INDIA|The Nominate Me Selfie|2022セルフィーを、履歴書にした / Political Shakti + The Times of India「The Nominate Me Selfie」自撮り写真を、政党への「推薦履歴書」に変えたキャンペーンがあるクマ。写真の中に実績と経歴を書き込んで、男性ばかりの党幹部のスマホに、一斉に、逃げ場なく送りつけたクマ。
▶MARCH FOR OUR LIVES PARKLAND STUDENTS|Price on Our Lives|2018$1.05という数字が、政治家の沈黙を許さなかった / March For Our Lives「Price on Our Lives」$1.05。この数字は、フロリダ州の全学生数で、マルコ・ルビオ上院議員がNRAから受け取った献金総額を割った値クマ。パークランドの高校で起きた銃乱射事件の生存者たちが、自分たちの命の「値段」として着けた、オレンジ色のプライスタグ。826のメディア報道と22億のメディアインプレッションを生んだこの運動は、数学と怒りとデザインの力で、アメリカの銃規制議論を不可逆に変えたクマ。
▶EDEKA|THE MOST GERMAN SUPERMARKET|2018空っぽの棚が、言葉より雄弁に語ったこと / EDEKA「THE MOST GERMAN SUPERMARKET」ある日いつものスーパーに行ったら、棚がスッカラカンだったクマ。カフェもチョコレートもフルーツもジュースもない。何かの間違いかと思うクマ。
▶CBC|ABLA FAHITA|2015パペットがテロリスト容疑で捜査され、そしてカンヌでTitanium Grand Prixを獲った / CBC「ABLA FAHITA」広告のために作られたパペットが、テロ容疑で国家に捜査され、そのままカンヌでTitanium Grand Prixを獲った。エジプトで実際に起きた話クマ。
▶UNITED COLORS OF BENETTON|UNHATE|2012キスで憎しみを消せるか / BENETTON「UNHATE」オバマと胡錦濤、ネタニヤフとアッバス、教皇とイマームがキスをする。街に貼られた瞬間、世界がざわついた。バチカンは数時間で「重大な敬意の欠如」と激怒し、教皇のポスターは撤去されたクマ。たぶんそこまで計算のうちクマ。
▶TROY PUBLIC LIBRARY|Book Burning Party|2012逆説で図書館を救った日 / Troy Public Library「Book Burning Party」「本を燃やすパーティーを開きます」という看板が街に立った。誰もが怒ったクマ。でもその怒りこそ、図書館を救うための仕掛けだったクマ。
▶OBAMA/BIDEN 2008|OBAMA FOR AMERICA|2009政治広告という概念を、不可逆に変えた / Obama for America「OBAMA FOR AMERICA」2009年のカンヌで、審査員たちは政治キャンペーンに前例のないことをしたクマ。TitaniumとIntegrated、2つのグランプリを同時に、しかも満場一致で渡したクマ。
▶THE TIMES OF INDIA|A Day in the Life of Chennai|2009段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」段ボールの等身大看板が、朝生まれて夜には死ぬクマ。90秒でチェンナイという街の正体を見せられて、Cannesで India初のFilm Gold Lionを獲ったのも納得クマ。
▶THE TIMES OF INDIA NEWSPAPER|Lead India|2008インドで初めてのグランプリは、新聞社が本気で国を変えようとした日 / The Times of India「Lead India」2008年のカンヌライオンズ、インド初のグランプリを獲ったのは飲料でも車でもなく、新聞社だったクマ。しかもただの広告じゃなくて、新聞が本気で国のリーダーを育てようとした話クマ。
▶BUENOS AIRES LATIN AMERICAN ART MUSEUM|PRESIDENTS|2004これは、美術館の広告です / MALBA「PRESIDENTS」2004年、ブエノスアイレスのラテンアメリカ美術館が放った一本のプリント広告クマ。タイトルは「PRESIDENTS」。美術館が「大統領」について語るとき、クマたちは何を想像すればいいんだろう、と思ったクマ。