THE TIMES OF INDIA|A Day in the Life of Chennai|2009|インド

段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」

段ボールの等身大看板が、朝生まれて夜には死ぬクマ。90秒でチェンナイという街の正体を見せられて、Cannesで India初のFilm Gold Lionを獲ったのも納得クマ。

シーン

段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」 メインシーン
段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」 シーン 2
段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」 シーン 3
段ボールの看板が、映画スターから政治家へ。そして crow だけが残った / The Times of India「A Day in the Life of Chennai」 シーン 4

背景・課題

チェンナイでは映画と政治が同じ顔の裏表クマ。俳優が政治家に転身するのは日常で、州首相も野党党首もかつて俳優。新聞の1面は政治、最終面は映画クマ。The Times of Indiaは2008年にチェンナイ版を創刊したばかりで、この街の369歳の誕生日に合わせて「この街を一番わかってる」ことを示す必要があったクマ。

ねらい・インサイト

JWTが目をつけたのは、街中に立つ段ボール製の等身大看板クマ。映画スターも政治家も、街頭に「切り抜き」として立つ点は同じ。この看板の一日を追えば、チェンナイの二面性がそのまま見えると気づいたクマ。

アイデア

映画スターとして人気の階段を駆け上がり、ミルク風呂と花のシャワーを浴びたと思ったら、インターバルを境に政治の集会にすり替わる。党を渡り歩き、悪役として復活してはファンに人形を燃やされ牛糞を浴びせられ、最後は顔も無くなった看板が田んぼに立っているクマ。ファンはもうカラスだけクマ。音楽監督Vijay Anthonyの大ヒット曲「Naaka Mukka」のミュージックビデオとして公開されたクマ。

展開・成果

Cannes LionsでIndia初のFilm Gold LionとFilm Craft Gold Lion、Adfestでは Lotus Roots Grand Prixを受賞クマ。

余韻

栄光も転落も、この街の「1日」でしかない。その諦観と愛情が同居した視点が、新聞というメディアの立ち位置そのものだと思うクマ。顔のない看板がカラスに囲まれて田んぼに立つラストの余韻が、ずっと残るクマ。Senthil Kumar、天才クマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
THE TIMES OF INDIA
代理店
JWT Mumbai
制作
Good Morning Films (Producer: Vikram Kalra)
CD
Senthil Kumar
CW
Senthil Kumar
AD
Donald ReaganAnita RajgopalanKiran
監督
Shashanka ChaturvediShashanka Chaturvedi (Bob)
音楽
Vijay Anthony
Other
Senthil Kumar
受賞
Cannes Gold (2009)

タグ