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粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない

粘土のパペットに見えるプラレル・ウィリアムズ、21サベージ、タイラー・ザ・クリエイターは、1秒たりとも撮影されていないクマ。全部CG。しかも「撮れない」から生まれた発想クマ。

シーン

粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない メインシーン
粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない シーン 2
粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない シーン 3
粘土人形に見えた3人は、一度も撮影されていない シーン 4

背景・課題

きっかけは2020年のパンデミック。ライブアクションの撮影が全面的に止まった時期に、監督フランソワ・ルーセレは「何か特別なもの」を作る必要があった。選んだのは、人を一切撮らずに済む、フルCGというアプローチだった。

ねらい・インサイト

ルーセレが目をつけたのは、曲そのものが持つ「反復」の構造クマ。この反復をゾートロープ(回転のぞき見装置)という19世紀の古典的な仕掛けに乗せ、ラップ的にひねる、というのが発想の核クマ。本物らしく見せつつ「本当に撮ったのか?」と観る人に疑わせたかった、という狙いもあったクマ。

アイデア

プラレル、タイラー、21サベージをモデルにした3Dキャラクターが、延々と回り続けるCGゾートロープの上で、金と高級車だらけの世界をサウンターする。顔は3Dプリンターから出てきたような低解像度の質感、服にはわざわざ指紋のモデリング、車はホットウィールのダイキャストみたいに作り込み、動きもあえて12フレーム/秒の「完璧じゃないコマ撮り感」を再現している。ETCいわく、作り込みは「本当にこの通りの機械を物理的に組み立てられるレベル」だったという。

展開・成果

2020年に企画が動き出し、完成まで約2年。2022年リリース後、UK Music Video Awards 2022でVideo of the Yearなど4部門を受賞。2023年にはCannes LionsのFilm CraftとEntertainment for Musicの両部門でGoldを獲得したクマ。

余韻

撮れないから撮った風に作る、という発想の転換がそのまま一本のミュージックビデオになっているクマ。制約がアイデアの核になる瞬間を見るのが、クマはいちばん好きクマ。

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クレジット

広告主
I AM OTHER
代理店
I AM OTHER
制作
DIVISIONElectric Theatre Collective
監督
François Rousselet
音楽
Pharrell Williams(出典未確認)
受賞
Cannes Gold (2023)

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