BRADESCO|Fake Ad|2012|ブラジル
ページをめくった瞬間、その車は事故る / Bradesco Seguros「Fake Ad」
普通の自動車広告に見えたページを指でめくった瞬間、車が事故っているクマ。保険の広告が、保険を売り込む前にまず読者を驚かせにきたクマ。
シーン
背景・課題
2012年当時、iPadなどタブレット向け雑誌アプリが普及し始めた時期。保険会社の広告は往々にして「安心」を説明口調で語りがちで、読者が素通りしやすいカテゴリだったクマ。
ねらい・インサイト
自動車保険のCMがいくら「もしもの時に備えて」と言っても、読者は「自分には起きない」と思って読み飛ばしてしまうクマ。だったら、その「もしも」を広告の中で実際に体験させてしまえばいいという発想クマ。
アイデア
一見普通の自動車広告として雑誌・iPadのページに溶け込ませ、指を滑らせてページをめくった瞬間に衝突事故へと変化する仕掛け。すべては保険会社の、何が起きるか分からないからこそ良い保険が必要だという考え方を伝えるためのものクマ。
展開・成果
ブラジル初のモバイル部門カンヌライオンズ・ゴールドを獲得。制作を手がけたthe goodfellasにとっても、iPad広告としてカンヌライオンズ史上初のゴールドライオンだったクマ。
余韻
「広告」という体裁そのものを裏切ってくる構造が最高クマ。保険は「信じてもらう」ことが商品の本質だから、読者に実際に不意をつかれる体験をさせるのはめちゃめちゃ理にかなってるクマ。ページをめくる、という誰もがやる何気ない動作に事故を仕込んだ発想、クマは好きクマ。


