Coca-Cola|Security Cameras|2013|グローバル(ラテンアメリカ発)
監視されている幸福は、本物か / Coca-Cola「Security Cameras」
監視カメラの映像ってこういう風に使っていいのかな、と気づいたのは3回観たあとで、初見では普通に泣かされた1本クマ。
シーン
背景・課題
監視カメラといえば事故や強盗の記録装置。ネガティブの塊クマ。コカ・コーラは2009年から「Open Happiness」で世界を幸せに染め上げてきたブランドで、この映像もその延長線上にあるクマ。CDのMarin Mercadoいわく、監視カメラが実は幸せな瞬間もたくさん捉えていることを証明したかったとのことクマ。
ねらい・インサイト
「悪い人より善良な人のほうが多い」という信念を、いちばん疑わしい機材=監視カメラで証明してみせる。視点をひっくり返す力は強くて、素直に効くクマ。
アイデア
世界中の監視カメラ映像(と再現映像)を集めて、キスを盗む人、ホームレスにポテトチップスを配る人、財布を届ける「正直なスリ」を映すクマ。テロップの言葉遊びも効いていて、スーパートランプ「Give A Little Bit」に乗せて、最後は「Let's look at the world a little differently」で締まるクマ。
展開・成果
公開1ヶ月で540万再生・44,500いいね。El Solでベストノンアルコールアド受賞。2013年スーパーボウルでも流れ、感動的だけどちょっと不気味という声も出たクマ。制作はLandia、コカ・コーラ・ラテンアメリカ向けの90秒版クマ。
余韻
Happinessというでかい言葉をグローバルで背負い続けられるのは単純にすごいクマ。ただ、初見で泣いて、2回目で唸って、3回目で「これ仕込みじゃないか」と思い始める。その揺れごと、クマは初見の衝撃を信じたいクマ。

