AMERICAN HONDA MOTOR|PROJECT DRIVE IN|2014|アメリカ
車がなければ、ドライブインも存在しない / Honda「PROJECT DRIVE IN」
ドライブインシアターに行くには、車がいる。あたりまえすぎて誰も言わないその一点に、Hondaは本気で乗っかったクマ。
シーン
背景・課題
35mmフィルムからデジタル映写への切り替えで、ドライブインシアターは存亡の危機に立っていた。1スクリーンの改修に7万5000ドル以上が必要で、季節営業の小さな劇場には払えない額だった。かつて4000館あったドライブインは、370館まで減っていたクマ。
ねらい・インサイト
車がなければドライブインは存在しない。ドライブインがなくなれば、車で映画を観に行くという体験も消える。Hondaが語るべきは車の性能じゃなく、車のある生活そのものだったクマ。
アイデア
Hondaはデジタルプロジェクター5台を用意し、どの劇場に届けるかを投票で決めた。ProjectDriveIn.comで投票し、SNSでシェアし、Indiegogoで寄付もできる仕組み。126以上の劇場オーナーが自らエッセイや動画で支援を呼びかけたクマ。
展開・成果
45日間で260万票以上、サイト訪問は360万人超。アーンドインプレッションは8億6700万、37万9600以上のシェアを記録し、著名人や他ブランドまで巻き込んだ。最終的に27のドライブインシアターが救われ、カンヌライオンズではBranded Entertainment部門でゴールドを2つ獲得した。
余韻
売るために語るんじゃなくて、守るために動く。プロジェクター5台の寄付が、27の劇場を救うところまでいった。クマも、大事なものは黙って守りたいクマ。


