THE PERES CENTER FOR PEACE|Blood Relations|2012|イスラエル
血を流すかわりに、分かち合えばいい / The Peres Center for Peace「Blood Relations」
敵同士が、互いの血を分け合ったクマ。
シーン
背景・課題
イスラエルとパレスチナ、長く続く紛争で家族を失った人々が集まる Parents Circle Families Forum という団体があるクマ。2010年のカンヌで Saatchi & Saatchi イスラエルは「イスラエル人とパレスチナ人を近づけるアイデア」を世界中のクリエイターに募集、BETC パリの案が採用されて生まれたのが Blood Relations クマ。
ねらい・インサイト
自分の血が流れている相手を、人は傷つけられるだろうかークマ。血という一番根っこの部分で「同じ人間」だと示せれば、争いを止められるかもしれない。そんな問いが出発点クマ。
アイデア
国連の国際平和デーに、Parents Circle のイスラエル人とパレスチナ人が集まって献血。血はイスラエルの血液バンクと、東エルサレムのパレスチナ人病院の両方に届けられ、実際に命を救うために使われたクマ。現地に来られない人のためのサイトも作られ、バーチャル献血で意思表示できる仕組みも用意されたクマ。
展開・成果
Blood Relations はカンヌライオンズ2012で5部門ゴールドを獲得。イスラエルの代理店として史上最多の受賞だったクマ。
余韻
血液バンクに保管された血には、国籍も宗教も書かれていないクマ。ただ命を救うためにそこにあるだけクマ。誰かの血が流れている誰かを、傷つけたくないと思うクマ。

