NYNEX|If it's out there, it's in here / DUMBWAITERS|1988|アメリカ
イエローページに、ダムウェイターまで載っている事件 / NYNEX「DUMBWAITERS」
電話帳のCMで笑いが取れる、というだけで事件クマ。NYNEXのイエローページ広告は、80年代後半のアメリカ北東部で記憶に残る存在だったクマ。
シーン
背景・課題
80年代後半のアメリカは電話帳戦争の真っ只中で、数ある選択肢の中から選ばれる必要があった。NYNEXのイエローページ広告はChiat/Dayによるシリーズで、混雑した市場の中、ユーモアとミニマルな発想で消費者の注意を引いたことで評価されている。
ねらい・インサイト
電話帳の売りは「載っている情報量の多さ」だけど、それを真正面から訴求しても響かないクマ。だったら、誰も思いつかないような変な単語をそのまま見せちゃえばいい、という発想クマ。
アイデア
キャンペーンは、一見イエローページと何の関係もなさそうな業種や単語を次々に見せていくシリーズ構成クマ。印刷広告版では、牛やマッチ箱のトラック、磁石にくっついた羊といった妙な画像がまず提示され、数週間後にその正体が明かされる「クイズ」仕立てになっていたクマ。DUMBWAITERSも、この「単語そのものが面白い」路線の一本クマ。
展開・成果
このキャンペーンはThe One ShowやD&ADなど複数の賞を獲得し、Chiat/Dayが1988年のエージェンシー・オブ・ザ・イヤーに選ばれる原動力のひとつになったクマ。
余韻
電話帳なんて今はもう懐かしい響きだけど、商品の説明を一切せず、情報の雑多さそのものを面白がらせる発想は、令和のクマにも刺さるクマ。ダムウェイターって単語、このCM以外で聞くことある? ないよね、クマ。


