PERNOD RICARD|THE TIME WE HAVE LEFT|2020|スペイン
残された時間は、9日と6時間でした / Pernod Ricard「THE TIME WE HAVE LEFT」
大切な人と過ごせる時間、あと何日残ってるか計算したことあるクマ? 知りたくない現実だけど、Ruaviejaはそれをアルゴリズムで数字にして、まんまと人の行動を変えてしまったクマ。
シーン
背景・課題
スペインには食後に消化酒を飲みながらゆっくり過ごす習慣があったクマ。でも誰もが忙しく、スクリーンに時間を奪われて、その習慣は薄れつつあった。Ruaviejaが本当に変えたかったのは、その「時間の使い方」そのものクマ。
ねらい・インサイト
人は自分に残された時間を考えないようにできているクマ。本当は薄々わかっているのに、見て見ぬふりをしている——このキャンペーンは、その無視できない現実を数字で突きつける「目覚まし」だったクマ。
アイデア
国立統計研究所やIABなど複数の統計をもとに、大切な人と過ごせる残り時間を割り出すアルゴリズムを作ったクマ。Webで誰でも計算でき、実際の人が答えを知る瞬間をそのまま動画に収めた。出てくる数字は、たいてい思ったより少ないクマ。
展開・成果
スペイン広告史上最も見られ、最も共有された広告になったクマ。オーガニック視聴率は67%。売上は+52%増(カテゴリー2位は+28.5%)、100万人がサイトを訪れ70万人以上が実際に計算した。Cannes LionsでGold LionとBronze Lionを受賞。
余韻
アルコールブランドが「もっと飲め」じゃなく「もっと会え」と言うのは、それだけで勇気がいるクマ。しかも説教は一切なし、ただ数字を見せて委ねるだけ。その誠実さが、これだけの共有を生んだクマ。クマも計算してみたい……いや、やっぱり怖いからやめとくクマ。


