REGENT PARK SCHOOL OF MUSIC|PARKSCAPES|2020|カナダ
子どもたちが自分の学校を支える側になった / REGENT PARK SCHOOL OF MUSIC「PARKSCAPES」
寄付を「もらう」んじゃなくて「稼ぐ」。音楽を学ぶ子どもたちが、音楽で食べていくプロと同じ土俵に立ったクマ。
シーン
背景・課題
トロントのRegent Park School of Musicは、経済的に恵まれない子どもたちに音楽を教える非営利校クマ。州の芸術予算が半減し、政府に頼らず自分で稼ぐ仕組みが必要になった。
ねらい・インサイト
今どきの音楽はサンプリング頼み。だったら子どもたちの演奏そのものを「サンプル素材」として売ればいい。使われるたびにロイヤリティが学校に入り続けるクマ。支援される側から、稼ぐ側への転換。
アイデア
グラミー受賞プロデューサーのFrank Dukesが、生徒14人と3日間スタジオに入り、スティールパンからチェロまで鳴らして11曲のアルバム「Parkscapes」を制作。ターゲットは一般リスナーじゃなくミュージシャン自身。サンプリングされるたびにお金が学校に還るクマ。
展開・成果
Frank DukesがTaylor Swiftに1曲シェアしたところ、彼女はコンセプトごと気に入り、アルバム「Lover」の1曲でサンプルを使用。しかも寄付までしてくれたクマ。The One ShowでGrand Prixほか複数受賞。
余韻
困ってるから助けて、じゃなくて、才能を商品にしてプロの世界で勝負する。曲が生きてる限り、寄付は毎年届き続けるクマ。そしてTaylor Swiftが本気で気に入って使ったという事実が、これが「良い話」じゃなく「良い音楽」だったことを証明してるクマ。


