▶HEINEKEN|THE PUB THAT REFUSED TO DIE|2026潰れかけたパブを、CMじゃなくて本当に救った話 / HEINEKEN「THE PUB THAT REFUSED TO DIE」アイルランドの小さな村で、唯一のパブが閉まりかけていたクマ。ハイネケンはCMを撮る代わりに、そのパブを本当に立て直しにいったクマ。
▶Cathay Pacific|Back to Kai Tak|202627年ぶりに、あの空を飛んだ / Cathay Pacific「Back to Kai Tak」1998年に閉港した啓徳空港。高層ビルの間を47度で旋回して降りる、世界一難しい着陸として知られていた。27年後、Cathay Pacificがその空にもう一度飛んだクマ。ただし今度は着陸じゃなく、フライパスト。
▶L’OREAL|THE FINAL COPY OF ILON SPECHT|2025広告は、人間のためにある / L'ORÉAL PARIS「THE FINAL COPY OF ILON SPECHT」17分のドキュメンタリーで、人生が変わるクマ。いや、正確に言えば「変わってしまった人生」を目の当たりにする、という体験クマ。1971年、23歳の女性コピーライターが書いた4つの言葉が、50年以上経った今も世界中で使われ続けている。その言葉を生んだ本人が、人生の最期に語った言葉を記録したフィルムが、Cannes Lions 2025 でFilm部門のGrand Prixを獲った。これは広告の話であり、広告の話ではない。人間の話クマ。
▶富士フイルム|あしたに続く写真|2024簡単じゃなかった頃の写真の価値が、いま爆アガリしている / 富士フイルム「あしたに続く写真」カズ、古田、闘莉王。それぞれが写真を見ながら過去を語るクマ。劇的なドラマだけが写真の価値じゃないけれど、やっぱり人生の転換点を焼き付けた1枚には、言葉を超えた重みがあるクマ。
▶アクエリアス|NEW YOU キャンペーン 泳げるようになりたい|2024周りの応援が、いちばん泳がせる / アクエリアス「NEW YOU キャンペーン 泳げるようになりたい」75歳のおばあちゃんが水に顔をつけることもままならないところから、クロール25mに挑戦する30日間を追った映像。「泳ぎたい」という気持ちに年齢は関係ないと、北島康介選手がひたむきに指導する姿がまず素敵なんだけど、このCMで本当に泣けるのは、そこじゃないクマ。
▶朝日放送テレビ|M-1グランプリ2023×日食なつこ「ログマロープ」|2024もう1秒だって今の自分で居たくない / 朝日放送テレビ「M-1グランプリ2023×日食なつこ ログマロープ」4分間に人生を賭ける漫才師たちがいる。M-1グランプリ2023のプロモーション映像に流れるのは、日食なつこ「ログマロープ」。半年間曲が書けず、地獄のような日々の果てに生まれた曲クマ。
▶大塚製薬|入学から、この世界だった僕たちへ。|2023マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」マスクをつけたまま走る陸上部員、夕暮れのカヌー部員、家で素振りする剣道部員。表情は半分しか見えないのに、目だけで熱量が伝わってくるクマ。
▶MICHELOB ULTRA|DREAMCASTER|2023見えないものを、感じられるようにした / MICHELOB ULTRA「DREAMCASTER」生まれつき目が見えないCameron Blackには、夢があったクマ。NBAの実況をすること。Michelob Ultraは、それを1年かけて本当に叶えたクマ。
▶CBCテレビ|にわとりおじさん〜ともに最後まで〜|2023この6分間が、すべてを教えてくれた / CBCテレビ「にわとりおじさん〜ともに最後まで〜」6分23秒。CMにしてはとにかく長いクマ。でもこれはCBCテレビ自身が作って流す、公共キャンペーンスポットという枠。だからこの尺が許されたクマ。タイトルは「にわとりおじさん〜ともに最後まで〜」。にわとりと暮らすおじさんの話らしい。「ともに最後まで」が何を指すのかは、観た人だけが知ることになるクマ。
▶BURGER KING|NONARTIFICAL MEXICO|202249%が「自分じゃない」と感じる国で、路上から撮る / BURGER KING「NONARTIFICAL MEXICO」モデルもヘアメイクも美しいロケーションもなし。メキシコの路上で、ふつうの人がバーガーを頬張る白黒写真。それが看板になり、美術館にまで飾られたクマ。
▶BEATS BY DRE|You Love Me|2020「文化は愛すのに、クマたちは愛さないの?」 / Beats by Dr. Dre「You Love Me」「あなたはブラック・カルチャーを愛してる。でも、クマたち自身は愛してる?」2020年11月、Beatsが2分のフィルムでそう聞いてきたクマ。
▶MARS|THE LION'S SHARE|2019広告が動物を搾取する構造を、広告の力で変える / MARS「THE LION'S SHARE」動物は広告の稼ぎ頭なのに、出演料はゼロ。この矛盾に業界自身がメスを入れたクマ。2019年カンヌライオンズSDGs部門グランプリ受賞クマ。
▶JOHNSON & JOHNSON|5B|2019ブランドが、映画として成立してしまった / Johnson & Johnson「5B」94分のドキュメンタリーが、広告の賞であるカンヌライオンズのEntertainment部門でグランプリを獲った。しかもカンヌ映画祭で正式上映され、全米100館以上で劇場公開された。ブランドが作ったのに、映画として成立してしまったクマ。
▶NIKE|BREAKING2|201825秒の不可能に、世界は息を止めた / NIKE「BREAKING2」マラソンで2時間を切る。たったそれだけのために、Nikeは3年をかけたクマ。2017年5月6日、イタリアのF1サーキットに、世界最速のランナー3人が集まったクマ。
▶|Drive Recorder's EYES|2017意図がないことの価値 / Drive Recorder's EYES撮影したのかなあ、してないのかなあ。そんなふうに考えてしまうのがクマの性クマ。意図がない(ように見える)ことによる効果、というのがあって、それがこの作品の魅力だと思うクマ。
▶adidas|I GOT THIS|2016鍛え上げられた身体が、大げさでなく神々しい / adidas Training「I GOT THIS」榮倉奈々榮倉奈々の鍛え上げられた身体が大げさでなく神々しくて、結果、トレーニングしたい、と強く思わざるをえないフィルムクマ。
▶サガミオリジナル|LOVE DISTANCE|2016愛の距離は、0.02mm / サガミオリジナル「LOVE DISTANCE」遠距離恋愛中のカップルが、画面の真ん中でお互いに向かって走り出す。12億ミリから始まる数字が、二人が近づくたびに減っていく。行き着く先の「0.02」が、こんなに効くとは思わなかったクマ。
▶NYT VR|THE DISPLACED|2016100万人に、VRで難民の瞳を覗かせた / The New York Times「THE DISPLACED」ニューヨーク・タイムズが、日曜版の新聞に100万個のGoogle Cardboardを挟み込んだ。中身は11分のVRドキュメンタリー「THE DISPLACED」。開いた読者は、そのまま難民キャンプのど真ん中に立たされるクマ。翌年、Cannesで2冠。
▶au|SYNC YELL|2015駅に降りた瞬間、スマホが震えて涙が溢れた / au「SYNC YELL 〜上京した瞬間に、地元からのサプライズエール〜」どこまでが仕込みでどこまでがリアルなのか、なんてことを考える暇もなく、序盤で涙腺が決壊したクマ。