FEATURE

1秒から、5億年まで

広告が測った時間の長さだけで、10本を並べてみた

扱っている時間の長さ、それだけを基準に並べた10本。1秒から始めて、18秒、3分、30分、9日、80日、10年、12年、37年、そして5億年で終わる。短い側では、時間は制約であり、緊張であり、勝負そのものだ。長い側へ進むにつれ、時間は素材になり、記録になり、最後は笑いになる。同じ「尺」という一語が、これほど違う意味を持つ。上から順に読んでほしい。読み終える頃には、30秒のCMが妙に短く感じるはずクマ。

10 articles

たった1秒で、音楽ファンの心を掴み取る / BUDWEISER「ONE SECOND ADS」

BUDWEISER | 2025 | ブラジル

たった1秒で、音楽ファンの心を掴み取る / BUDWEISER「ONE SECOND ADS」

1秒。広告として最も短い時間かもしれないけど、音楽ファンにとっては「十分すぎる」時間クマ。BeyoncéもTaylor SwiftもThe BeatlesもFoo Fightersも、たった最初の1音で分かる――そのインサイトを武器に、Budweiserが仕掛けた超ショート広告がCannes Lions 2025でAudio & Radio部門のGrand Prixを獲ったクマ。スキップ不可能で、何度も再生されて、ファン同士が競い合う。広告の「長さ」じゃなくて「つながり」で勝負した、ブラジル発の痛快な一撃クマ。

80日間、カメラは1本の桜を見つめ続けた / クラシエ「いち髪」CM「日本の四季」篇

クラシエホームプロダクツ | 2023 | 日本

80日間、カメラは1本の桜を見つめ続けた / クラシエ「いち髪」CM「日本の四季」篇

1年かけて撮影したクマ。タイムラプスで四季を撮るだけじゃなく、桜を中心にカメラをぐるっと1周させる、と聞いた瞬間に「ヤバい企画だ」と思ったクマ。でも信頼関係があったから成立した、と関係者が口を揃えて語っていて、広告って結局そこだよな、と思ったクマ。

ほかの特集