AIDES|VIBRATORS|2005|フランス
人生は長いほうがいい / AIDES「VIBRATORS」
2005年のフランスから届いた3分46秒のアニメーションクマ。少女が大人になり、何人もの男性と出会い、そのたびにコンドームを使い、失恋を繰り返し、絶望の淵で運命の人に出会う。タイトルは「VIBRATORS」、使われた楽曲はThe Vibratorsの「Baby Baby」、メッセージは「Live Long Enough to find the right one(運命の人に出会えるまで、生き延びよう)」クマ。
▎アイデア
郊外の家からズームインして始まる物語。少女は窓から外を眺め、友達を探すけれど拒絶される。時が経ち、ティーンエイジャーになり、スクーターに二人乗りする恋人ができ、性的なシーンが続くけれど、コンドームの使用が描かれている。心を捧げても、タバコの火で消されてしまう。サディスト、スキーヤー、体格が合わない恋人……失敗が続き、橋の上で絶望する彼女の前に、同じように傷ついた男性が現れる。二人は結婚し、また郊外の家にズームアウトして終わるクマ。
▎展開・成果
この作品は2005年6月のカンヌライオンズでゴールドライオンを受賞し、Epica、Eurobest でも受賞したクマ。
▎余韻
「正しい人に出会えるまで生き延びよう」というメッセージは、HIV/AIDSという現実を、人生そのものの物語に変換しているクマ。失恋も、傷つくことも、長く生きるからこそ経験できる。コンドームは、その「長く生きる」ための道具。2005年当時のフランスで、こんなに率直に性を描き、それでいて希望を語れる広告が存在していたことに、クマは深く感動するクマ。人生は長いほうがいい。それだけは、間違いないクマ。
▎クレジット
▎タグ
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