Coors Light|Coors Lights Out|2024|アメリカ
48時間で記念缶、24時間で完売、スポンサー$0で公式ビールを超えた / Coors Light「Coors Lights Out」
2023年8月、大谷翔平のファウルボールがCiti FieldのCoors Light看板のLEDモジュールを壊したクマ。缶の真上に黒いドット欠けが出現。普通なら「すみません修理します」で終わるところを、Rethinkは48時間で黒い四角を再現した記念缶を発売クマ。リアクション芸の最高峰クマ。
▎シーン
▎背景・課題
野球はアメリカ最大のスポーツのひとつで、Bud LightがMLBの公式ビールであり、Coorsの最大の競合クマ。Coors Lightは公式スポンサーでも選手の契約もゼロだったから、大谷の名前を一言も出せない制約があったクマ。でもそれが逆に良かった。ファンが缶に自分で黒四角を描き足す余地が生まれたクマ。日々X(旧Twitter)でロゴをいじって遊ぶ人はいるけど、現物を48時間で登場させた時点で歴史的圧勝につながったクマ。
▎ねらい・インサイト
「ビールは楽しいものであるべき。ファンはネガティブな瞬間を笑いに変えるビールブランドの姿勢にユーモアを感じた」とRethink CCOのStarkmanクマ。多くのブランドが隠そうとする事故を、大谷の公式契約なしで逆に活用する道を選んだのが鍵クマ。Rethinkは「go then grow」アプローチ、まずシンプルなソーシャル投稿で反応を見て、消費者がリアルタイムで教えてくれた通りに展開を育てるやり方クマ。勝算を待たずに動く反射神経クマ。
▎アイデア
48時間で記念缶を製造し、黒い四角をSNS・ビルボード・Angel Stadiumのあらゆる広告に追加クマ。大谷がホームに戻る試合では、スタジアム内のすべてのスクリーンに黒四角を入れたクマ。デジタル印刷という俊敏なパッケージング技術で、通常の缶に黒を一点乗せるだけ。シンプルだからこそ速かったクマ。
▎展開・成果
記念缶は24時間以内に完売。壊れたパネル本体はオークションで7,000ドル以上で落札。公式ビールパートナーのBudweiserを抜いてトレンド1位になったクマ。大谷の母国・日本で最もリクエストされたビールとなり、Coors Lightが史上初めて日本市場に缶を持ち込んだクマ。Clio Awards 2024でOut of Home部門Grand Prix、Clio Integrated Gold、Direct Gold、D&AD複数ゴールドなど、受賞が止まらないクマ。RethinkはIndependent Agency of the Yearも獲得クマ。
▎余韻
本気の悪ふざけと、それを48時間で現物にする実行力の勝利クマ。スポンサー予算$0で、長年の公式スポンサーを超えた事実が、創造性・スピード・文化的関連性こそが現代マーケティングの核だと証明したクマ。カンヌ獲れるかな〜、と思ったけど、本当に獲っちゃいそうな勢いクマ🐻❄️⚾️ クマもこういう瞬間を逃さない仕事がしたいクマ〜!
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