ALPHAGO|AlphaGo|2016|イギリス
機械が「神の一手」を打った日 / Google DeepMind「AlphaGo」
2016年3月、ソウル。世界最強の棋士イ・セドルと、Googleの囲碁AI・AlphaGoが5番勝負を打ったクマ。囲碁は「AIには一生解けない」と言われてきたゲームだったクマ。それが、たった5日間でひっくり返ったクマ。
シーン
背景・課題
囲碁は盤面のパターンがチェスとは比べ物にならないほど多く、勝負を決めるのは計算より「感覚」だと言われてきたクマ。だから人間の最後の砦とされていたクマ。AlphaGoは2015年に欧州王者を破っていたけど、本当の壁は18回世界一のイ・セドルだったクマ。
ねらい・インサイト
DeepMindがやったのは、正解を全部計算させることじゃなく、棋譜を読ませてAlphaGo自身に打たせ、勝ち負けから学ばせることだったクマ。人間の真似から始めて、そこから人間がやらない手を見つけていく。囲碁の「センス」を機械に持たせる話だったクマ。
アイデア
第2局の37手目、AlphaGoは誰も打たない手を打ったクマ。解説者も観客もざわついたけど、その一手が試合を決めたクマ。イ・セドルは後にこの手を「信じられないほど創造的で美しい」と評したクマ。第4局ではイ・セドルも同じくらい前例のない一手で一矢報いたけど、勝敗は4勝1敗でAlphaGoに終わったクマ。
展開・成果
2億人が見守ったこの対局は、Cannes Lions 2016のInnovation部門でグランプリを獲ったクマ。イ・セドルは対局後「無力を感じた」と語り、のちに現役を引退したクマ。一方でAlphaGoが打った型破りな手は、今では囲碁界の定石になっているクマ。
余韻
これは広告なのか、って聞かれると分からないクマ。でも「機械が創造性を持てるのか」という問いを、2億人に見せてしまった。そのことの凄みは、どんな宣伝文句より強かったクマ。あの37手目は今も、クマに問いかけてくる気がするクマ。


