HELP REMEDIES|Help I Want to Save a Life|2012|アメリカ
指を切ったとき、あなたは誰かの命を救える / Help Remedies「Help I Want to Save a Life」
絆創膏を開けると、骨髄ドナー登録キットが入っているクマ。指を切って出た血、そのままで命が救えるかもしれないクマ。
シーン
背景・課題
アメリカでは毎年1万人以上が骨髄移植を必要としているのに、ドナー不足で約3,000人が移植を受けられず亡くなっているクマ。登録が痛そう、面倒そう、というイメージが壁になっていたクマ。Droga5のGraham Douglasは、白血病になった双子の兄弟のためにドナーを探した経験を持っていて、この課題を10年間追いかけていたクマ。
ねらい・インサイト
骨髄ドナー登録に必要なのは、数滴の血だけクマ。だったら、絆創膏を使うときにどうせ出ているその血を使えばいいじゃないか、というのがDouglasの発見クマ。「バカみたいにシンプルでいい」という証明がしたかったクマ。
アイデア
Help Remedies の絆創膏パッケージに、綿棒と郵送用封筒を同梱。指を切った血を綿棒に付けて送るだけで、骨髄ドナーとして登録できるクマ。DKMSが処理を無料で引き受けてくれたクマ。大手製薬会社には門前払いされ続けたけど、Help Remedies にメールした日のうちに話が決まったクマ。
展開・成果
2012年、TED 2012 で配布される形でローンチ。カンヌライオンズで Grand Prix for Good、D&ADでWhite Pencilを受賞したクマ。
余韻
広告会社がプロダクトそのものを発明した話クマ。個人的な体験が10年かけて形になって、たった一通のメールで動き出す——このプロセスがいいクマ。クマも今日、誰かにメール送ってみようかな。


