SAKKER EL DEKKENE (STOP THE SHOP)|LEBANON4SALE|2015|レバノン

汚職を、破産させる / Sakker El Dekkene「LEBANON4SALE」

汚職と戦うのは、絶望的な戦いに見えるクマ。でもレバノンのNGOは「汚職も商売だ」と見抜いたクマ。商売なら、潰せる。

シーン

汚職を、破産させる / Sakker El Dekkene「LEBANON4SALE」 メインシーン

背景・課題

レバノンでは4人に3人が汚職を受け入れ、残る1人も戦うのを諦めていたクマ。何をするにも賄賂が要る、汚職がもう一つの経済圏になっている国クマ。Sakker El Dekkene(「店を閉めろ」の意)は2014年設立の反汚職NGOで、汚職の通報を集めて可視化することを目指していたクマ。

ねらい・インサイト

商売なら、買う人がいなくなれば潰れる。汚職を漠然とした「悪」ではなく、一軒の「店」として見立てたのがこの企画の勝ち筋クマ。レバノンの暮らしに根付くコーナーショップを舞台にしたことで、抽象的な汚職が急に手触りのあるものになったクマ。

アイデア

「なんでも売っている国の店」として、架空のコーナーショップ「Lebanon4Sale」を実在させたクマ。ゲリラ展開、PRスタント、屋外広告、動画で店の存在を街に染み込ませ、汚職を見たら通報して「店を閉めよう」と呼びかけたクマ。通報は使いやすいウェブサイトに集め、汚職の実態をデータとして積み上げていったクマ。

展開・成果

Cannes Lions 2015でMedia部門Gold、Grand Prix for GoodとBranded Content部門でショートリスト入りクマ。Dubai Lynx 2015でも複数のGoldを獲得し、Leo Burnett Beirutはこの年Agency of the Yearに輝いたクマ。

余韻

「絶望的な戦い」を「潰せる商売」と言い換えただけで、人は行動を起こすクマ。見立てひとつで社会が動くところが、広告の一番おもしろいところだと思うクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
SAKKER EL DEKKENE (STOP THE SHOP)
代理店
Leo Burnett Beirut
CD
Bechara Mouzannar
ECD
Malek Ghorayeb
Other
Bechara Mouzannar
受賞
Cannes Gold (2015)

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