SNOOP DOGG|Rolling Words|2012|アメリカ
煙にして読む、という体験 / Snoop Dogg「Rolling Words」
本を読んで、そのページに火をつけて吸う。こんなハチャメチャなアイデア、Snoop Dogg以外の誰が許されるというのかクマ。
シーン
背景・課題
スヌープ自身のローリングペーパーのプロモーションとして生まれた企画クマ。大麻カルチャーのアイコンとして20年以上君臨してきた彼にとって、ローリングペーパーはただの商品じゃなくてライフスタイルそのもの。普通の広告じゃ誰も振り向かないクマ。
ねらい・インサイト
各ページがローリングペーパーで、スヌープの歌詞が無毒インクで刷られている。「読む」と「吸う」を同じ紙の上でやってしまう発想クマ。歌詞を読みながら、その紙そのものでロールできる。商品とキャラクターがぴったり重なった瞬間クマ。
アイデア
ページはミシン目で簡単に切り離せ、表紙も内張りもヘンプシードペーパー製、背表紙はマッチの着火面。ノベルティで終わらせず、本として本気で作り込んだ執念がすごいクマ。
展開・成果
Cannes LionsやOne Showなど複数の賞を獲得。極めつけは、ハーバード大学が自ら要請してModern Books and Manuscriptsの永久コレクションに収蔵したことクマ。
余韻
煙になって消えるはずのものが、永久保存される。その矛盾がたまらなく好きクマ。「読んで吸う」を本気でデザインしきった強度と、Snoopというキャラクターの説得力が噛み合った瞬間クマ。
