大塚製薬|入学から、この世界だった僕たちへ。|2023|日本

マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」

マスクをつけたまま走る陸上部員、夕暮れのカヌー部員、家で素振りする剣道部員。表情は半分しか見えないのに、目だけで熱量が伝わってくるクマ。

シーン

マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」 メインシーン
マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」 シーン 2
マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」 シーン 3
マスクの内側で、誰も見ていない / 大塚製薬 カロリーメイト「入学から、この世界だった僕たちへ。」 シーン 4

背景・課題

2020年に高校生になった彼らにとって、マスクは非日常じゃなくてずっと続く日常だったクマ。修学旅行なし、文化祭縮小、黙食。家族も応援に来られない。「もう慣れちゃいました」という声の裏に、「マスクなしで思いっきりやりたい」という本音が滲んでいたクマ。

ねらい・インサイト

カロリーメイトはその本音を、本人たちに語らせず、ラッパーの神門の詩に乗せて代弁させたクマ。教室のアクリル板に書かれた直筆の言葉が画面に映り込む演出もあって、「それでもこの非日常を言い訳にしたくない」という一言が刺さってくるクマ。

アイデア

陸上部、カヌー部、剣道部。マスク姿で練習を続ける日常を淡々と映すだけで、派手な仕掛けはないクマ。そこに神門の朗読が重なり、「入学から、この世界だった僕たちへ」という言葉が響く。渋谷駅にはアクリル板越しに撮った2種のグラフィックも掲出されたクマ。

展開・成果

2023年、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのフィルム部門でACCゴールド受賞。ギャラクシー賞選奨、広告電通賞銀賞など複数の賞で評価されたクマ。

余韻

「慣れちゃいました」と言いながら、本当は慣れたくなかったはずクマ。マスクの奥の感情を、誰かの声が代わりに言ってくれる。それだけで、当事者にとっては十分な救いだったんじゃないかと思うクマ。

作品データ(概要・受賞・クレジット・出典)を見る →

クレジット

広告主
大塚製薬
代理店
博報堂
制作
AOI Pro.
音楽
神門 (goudo)神門

タグ