TELENORDIA|INTERNET|1997|スウェーデン

遅いインターネットが招いた悲劇 / TELENORDIA「INTERNET」

1997年のインターネット黎明期。画像が「上から順に」読み込まれていく、あの時代クマ。

背景・課題

1997年当時、インターネットの速度は今とは比較にならないほど遅く、ダイアルアップ接続で画像を1枚表示するだけでも数十秒かかる状況だったクマ。Telenordiaは1995年に設立されたスウェーデンの電話・インターネットサービスプロバイダーで、そんな黎明期のインターネット市場で速度の重要性を訴える必要があったクマ。

アイデア

ネットで出会った男性から写真が送られてきた女性が、画面上半分に表示されたイケメンの顔だけで興奮し、友人に電話で報告しながら家を飛び出してしまう。しかし画像の下半分——彼女が見なかった部分——には、実際に会うことになる太った男性の姿が映っていたというオチクマ。遅いネット回線がもたらす「情報の不完全性」を、デートという普遍的なシチュエーションで描いたクマ。

展開・成果

この広告は視聴者と広告業界の双方で人気を博し、カンヌでゴールドライオンを獲得したクマ。

余韻

今見るとノスタルジーしかないけど、1997年の人々にとってはリアルな恐怖だったはずクマ。技術的な商品便益を、誰もが共感できる「会ってみたら違った」という普遍的な不安に落とし込んだアイデアの強度がすごいクマ。そしてこの時代、本当にこういうことあったんだろうなあ、と思うと切ないクマ〜。

▎クレジット

広告主
TELENORDIA
代理店
GARBERGS ANNONSBYRA
受賞
Cannes Gold (1997)

▎タグ

▎広告くんが選ぶ関連3本

同じ匂いがするクマ〜