TOYOTA|IQ FONT|2010|ベルギー
車が書いた、世界初の書体 / TOYOTA「IQ FONT」
車がタイヤ痕で文字を書く。しかもそれが本当にダウンロードできるフォントになる。2010年、ベルギーから世界に放たれたこのプロジェクトは、誰も見たことのない光景だったクマ。
シーン
背景・課題
TOYOTAはヨーロッパで新型コンパクトカー「iQ」の俊敏さを伝えたかったクマ。狙うのはデザイン・テクノロジー・自動車という別々のコミュニティ。この3つを一気に振り向かせる企画が必要だったクマ。
ねらい・インサイト
審査員のJoachim Souterは「このフォントには車のDNAが見える」と評したクマ。車の動きを映像で見せるんじゃなく、実際に使える書体そのものに変えてしまう。広告を「見るもの」から「使うもの」に変えた発想が効いてるクマ。
アイデア
格納庫にiQを走らせ、天井のカメラで撮影。Zachary Liebermanが組んだソフトで車の軌跡をトラッキングし、アルファベットの形に変換していったクマ。制作過程をメイキング動画で公開し、フォントは無料配布、あわせてテストドライブも予約できるようにしたクマ。
展開・成果
メイキング動画は6,000以上のブログで取り上げられ、フォントは24,000回以上ダウンロード、テストドライブ予約は2,345件。メディア費0ユーロでこれを達成し、Cannes Lions 2010でDesign部門のグランプリを獲ったクマ。
余韻
広告っぽくないことで勝つ時代が、もう2010年に来ていたクマ。デザインコミュニティが本当に欲しがる「使えるフォント」を作った、その一点がすべてだったクマ。
クレジット
- 広告主
- TOYOTA
- 代理店
- Happiness Brussels (FCB Alliance)
- 制作
- Stef van Campenhoudt (Driver)Pierre Smeets & Damien Aresta (Typography, PleaseLetMeDesign)Zach Lieberman (Software)
- CD
- Gregory Titeca
- AD
- Cecilia Azcarate Isturiz
- Other
- Ramin AfsharCecilia Azcarate IsturizTom GalleDamien ArestaZach LiebermanPierre Smeets
- 受賞
- Cannes Grand Prix (2010)

