IBM|People For Smarter Cities|2013|フランス
広告が、街の一部になった日 / IBM「OUTDOOR AS UTILITY」
広告看板が、ベンチになる。屋根になる。スロープになる。ただそれだけのことが、なぜこんなに心を動かすんだろうクマ。
シーン
背景・課題
IBMは「スマートシティ」というコンセプトを掲げていたけど、この手の話は市民に届きにくく、企業の宣伝文句として聞き流されがちだったクマ。抽象的な概念を、どう街を歩く人に実感させるか。それが課題だったクマ。
ねらい・インサイト
答えは意外とシンプルだったクマ。語るのをやめて、使わせればいい。役に立つ看板は、無視できないクマ。
アイデア
Ogilvy Parisが作ったのは、上が曲がって雨よけになる看板、壁から浮いて座席になる看板、階段を覆ってスロープになる看板クマ。雨、階段、ベンチ不足。街にある小さな困りごとを、看板そのものが解決したクマ。曲げただけ、剥がしただけ。その小さな違いが、「スマートシティ」を絵空事から手で触れるものに変えたクマ。
展開・成果
2013年のカンヌライオンズでアウトドア部門グランプリを受賞。まずロンドンとパリで展開され、IBMは他の都市にも広げていく計画だったクマ。
余韻
邪魔者扱いされがちな看板が、ちょっとした工夫でありがたいものになる。その転換だけで、広告は何のためにあるのかという問いに、静かに答えてしまったクマ。


