ITC SAVLON|Healthy Hands Chalk Sticks|2017|インド
チョークが石けんに変わる瞬間 / ITC Savlon「Healthy Hands Chalk Sticks」
チョークで字を書いたら、そのまま手が洗えた。インドの田舎町で、子どもたちの手に石けんが届いた話クマ。
シーン
背景・課題
インドの地方の学校では石けんで手を洗う習慣が根付いておらず、それが原因で命を落とす子どもも多かったクマ。石けんは贅沢品扱いで、保護者の目が届かない学校でその習慣を作るのは簡単じゃなかったクマ。
ねらい・インサイト
Savlonが辿り着いたのは「広告で説得する」んじゃなく「もうやってる行動に石けんを混ぜ込む」という発想クマ。地方の学校は今も黒板とチョークで授業をしていて、子どもの手は毎日チョークの粉だらけになる。だったらそこに答えがあったクマ。
アイデア
作ったのはチョークの粉と石けんを混ぜた「Healthy Hands Chalk Sticks」。普通に黒板に書けるチョークだけど、水に触れると泡が立つ。昼休み前に手を洗うと、チョークの粉がそのまま石けんになる。子どもは何も新しいことをしなくていいクマ。
展開・成果
2016年の子どもの日に100校への配布から始まり、全国に無料で広がって15万人以上の子どもに届いたクマ。カンヌライオンズをはじめ複数の賞を獲得し、最終的には82都市・15,000校以上、560万人近い子どもにリーチしたクマ。
余韻
「石けんで手を洗いなさい」と言わずに、チョークに石けんを混ぜてしまう。そのシンプルさにクマは震えたクマ。命を守るという目的に、デザインも配布もまっすぐ向かってる。広告が世界を変えられるって、こういうことクマ。
